ユダヤ教徒も愛飲を 高山市の日本酒にコーシャ認定 − 岐阜新聞 Web
ユダヤ教徒も愛飲を 高山市の日本酒にコーシャ認定
2017年11月09日07:58
写真:ユダヤ教徒も愛飲を 高山市の日本酒にコーシャ認定
コーシャ認定を受けた日本酒を披露する舩坂酒造店の有巣弘城社長(右)とラビのビンヤミン・Y・エデリーさん=8日午後、高山市上三之町、舩坂酒造店

 増加傾向にあるイスラエルからの観光客らに日本酒を楽しんでもらおうと、岐阜県高山市上三之町の舩坂酒造店の日本酒「特別純米 深山菊」が、ユダヤ教で認められた飲食物であることを示す「コーシャ認定」を取得した。

 コーシャはユダヤ教の食品規定。原材料から製造方法まで多岐にわたる。加工食品はユダヤ教のラビ(聖職者)が製造過程を確認、審査して認定する。

 同社は、海外販路の開拓とイスラエルからの観光客へのPRを目的に認定を取得した。認定機関「コーシャジャパン」(東京都)の社長でラビのビンヤミン・Y・エデリーさんが製造過程を確認し、約2年間かけて認定した。コーシャジャパンによる日本酒のコーシャ認定は東海3県で初という。

 8日に同社で発表会があり、コーシャジャパンの認定マーク「KJ」のシールがラベルに貼られた深山菊が披露された。エデリーさんは「ユダヤ教徒は表示によって安心して飲めるようになる」と話し、有巣弘城社長は「認定を機に飛騨の日本酒を世界に広めていきたい」と意気込んだ。