民進県連 前途は多難 組織立て直し描けず − 岐阜新聞 Web
民進県連 前途は多難 組織立て直し描けず
2017年11月19日08:46
写真:民進県連 前途は多難 組織立て直し描けず
民進党としての結束を呼び掛ける渡辺嘉山県連代表(左から3人目)=18日午後4時、岐阜市美江寺町、党県連事務所

◆渡辺新代表、結束呼び掛け

 民進党岐阜県連の新代表に就任した渡辺嘉山県議は18日、岐阜市内で開かれた拡大幹事会で、党員の結束を改めて呼び掛けた。再来年の統一地方選に向けて組織の立て直しが急務となる中、低迷する支持率を上げる道筋は描けず、地方議員や支援団体からは先行きを不安視する声が上がる。

 「野党再編の過程で失った信頼を取り戻すことが民進としての役割だ」。渡辺代表は言葉に力を込めた。

 10月の衆院選で民進が希望の党に合流したため、現在、民進には県選出の国会議員がいない。県連代表を県議が務める「異例の事態」(渡辺代表)の中で、市議からも「支持者から『今後どうなるのか』と問われるが、しばらく待っていてくれと答えるしかない」と野党再編に伴う混乱の早期収拾を求める声が上がる。

 渡辺代表は「仮に県連が希望と立憲民主に分裂すれば、それこそ与党の思うつぼ」と結束の重要性を説く。

 ただ、党組織を立て直す見通しが立っているわけではない。県連の伊藤正博幹事長は「遅くとも来春までに地方組織の在り方を固めなければ、再来年の統一地方選に間に合わない」と焦りを隠さない。

 野党再編の影響で、民進県連最大の支持団体である連合岐阜も「今後は政党でなく、個々の候補者を支援するという形に変わらざるを得ないのではないか」(高田勝之会長)とし、政党との連携の在り方を模索している。