恵那市に10年半ぶり産声 恵那病院で出産 − 岐阜新聞 Web
恵那市に10年半ぶり産声 恵那病院で出産
2017年11月25日09:03
写真:恵那市に10年半ぶり産声 恵那病院で出産
小坂喬峰市長から見舞いを受けた氷室美帆さん=恵那市大井町、市立恵那病院

 10月から出産の受け入れを始めた岐阜県恵那市大井町の市立恵那病院で“第1号”の出産があった。助産所を含めて出産できる医療機関は市内唯一で、市内での出産は10年半ぶり。女児を産み、母子ともに健康な状態で退院した同町の氷室美帆さん(22)は「何かあってもすぐ病院に駆け付けられる環境だったので、安心して産めた」と感想を話した。

 初産だった氷室さんは16日未明、体重2790グラム、身長49センチの女児を無事出産した。自宅から自動車で5分の近さといい、「安心が第一」という理由で同病院での出産を決めた。

 同市によると、市内で唯一だった民間の産科の診療所が2007年に閉院。出産は市外でせざるを得なかった。今年4月、市立恵那病院に産婦人科を開設。6月から里帰り出産の妊婦健診予約の受け付けを始め、常勤医2人体制となった10月から妊婦健診を始めていた。

 同病院での出産は年内にさらに5件が予定されている。退院の日に氷室さんを見舞った小坂喬峰市長は「10年半ぶりに市内で出産があったということは喜ばしい限りだ」と喜んだ。