郡上のスキー場、本格オープン続々 − 岐阜新聞 Web
郡上のスキー場、本格オープン続々
2017年12月10日02:57
写真:郡上のスキー場、本格オープン続々
麓までのコースが滑走可能となり、雪の感触を楽しみながら滑るスノーボーダー=郡上市高鷲町西洞、高鷲スノーパーク

◆3季ぶり順調積雪「客足取り戻す」

 奥美濃のスキー場では、先月中旬から今月上旬にかけてまとまった降雪があり、ウインターシーズンが到来した。岐阜県郡上市内の11スキー場のうち、7スキー場が既にオープン。昨年と一昨年は雪不足に見舞われて全面滑走可能な本格シーズンは1月にずれこんでいただけに、スキー場関係者は胸をなで下ろし、書き入れ時となる年末年始を控えてさらなる降雪を期待している。

 7日にオープンした同市高鷲町の高鷲スノーパーク。自然雪が頼りだが、今月上旬の雪で山頂から続く約4900メートルのコースが整備できた。昨年のこの時期、雪は全くなかったが、今年は標高約1550メートルのゲレンデ山頂の積雪は約150センチに上る。隣接するダイナランドも9日に営業を開始し、昨年は同時期に1コースのみだったのが今年は8コースで滑走可能になっている。

 先月17日に営業を開始した同市高鷲町のホワイトピアたかすも今月8日から、山頂から麓までの約2300メートルのコースを開放した。運営する奥長良観光開発の谷口美徳社長(59)は「12月上旬に山頂から滑走できるのは営業開始以来、なかったこと。雪が降れば人工雪を作る経費も抑制できる。雪不足で遠のいた客足を取り戻したい」と話す。

 9日は同市明宝のめいほうスキー場もオープン。初日はゲレンデ上部のみの予定だったが麓でも雪が降り、5千メートルのロングコースの開放にこぎ着けた。オープン時期はこれまでで最も早く、広報担当藤田諭さん(28)は「雪は5日から降り続けている。もう一降りを期待したい」と話す。

 このほか、県内で最も早くオープンした同市白鳥町のウイングヒルズ白鳥リゾートは全コースで滑走可能に。まだ開いていない4スキー場もクリスマスごろのオープンを目指して準備を進めている。