元契約社員の雇い止め無効 岐阜地裁判決 − 岐阜新聞 Web
元契約社員の雇い止め無効 岐阜地裁判決
2017年12月26日09:47
写真:元契約社員の雇い止め無効 岐阜地裁判決
NTTマーケティングアクトから解雇された元契約社員6人が雇い止めの無効を訴えた訴訟で、勝訴の垂れ幕を掲げる弁護士ら=25日午前11時9分、岐阜市美江寺町、岐阜地裁前

 NTT西日本の子会社「NTTマーケティングアクト」(大阪市)から営業再編を理由に解雇された同社東海支店岐阜営業部(岐阜市)の元契約社員の男性6人が、不当に雇い止めされたとして労働契約法上の地位保全と賃金支払いを求めた訴訟の判決で、岐阜地裁は25日、雇い止めは無効として未払い賃金の支払いを命じた。

 眞鍋美穂子裁判長は雇い止めを回避する努力が不十分で、人員削減の必要性に疑義が残るとして「雇い止めは客観的に合理的な理由を欠く」と指摘。原告が同社との雇用契約の更新を繰り返し、長期間にわたって同社の基幹業務に従事していたことからも「契約が更新されるものと期待することに合理的な理由がある」とした。既に定年を迎えた2人については地位保全の求めを棄却した。

 請求棄却を求めていた同社は「主張が認められなかったことは大変遺憾」とコメント。控訴する方針を明らかにした。

 6人は岐阜市などの50〜60代の男性。契約社員として3カ月の有期雇用を繰り返し、同営業部などで5〜12年間勤務。営業担当をしていた2015年9月に一斉に解雇され、昨年3月に同地裁に提訴していた。