天窓の障子“お色直し” 高山の国重文吉島家 − 岐阜新聞 Web
天窓の障子“お色直し” 高山の国重文吉島家
2017年12月28日08:37
写真:天窓の障子“お色直し” 高山の国重文吉島家
張り替えた障子を天窓に戻す関係者=岐阜県高山市大新町、吉島家住宅

 国の重要文化財に指定されている岐阜県高山市大新町の吉島家住宅で、年末の大掃除に合わせて天窓の障子を5年ぶりに張り替える作業があった。建築を学ぶ学生らも手伝いに訪れ、伝統的な町家建築の魅力に触れた。

 天窓は高さ約8メートル付近にあり、幅約1.7メートル、高さ約1.5メートルの障子が2枚設けられている。障子紙には、縁起が良いとされる青海波(せいがいは)の模様をろうで描く。

 作業には当主の吉島忠男さん(78)らスタッフのほか、吉島さんの母校、日本大理工学部建築学科(東京都)の教授、学生ら8人も参加。ろうをストーブで温めながら、はけで手際よく模様を描いた。

 建築史が専門の重枝豊教授(63)は「見るだけでなく、掃除などを体験することで本当の歴史が分かる。来年以降も続けたい」と話した。