新春一刀入魂 関市で打ち初め式 − 岐阜新聞 Web
新春一刀入魂 関市で打ち初め式
2018年01月03日09:19
写真:新春一刀入魂 関市で打ち初め式
年始にあたり、古式にのっとって行われた日本刀の折り返し鍛錬=2日午前10時35分、関市南春日町、春日神社

 新春恒例の「関伝古式日本刀鍛錬打ち初め式」が2日、岐阜県関市南春日町の春日神社で行われ、刀匠の伝統の技が刀都・関市に一年の始まりを告げた。

 関鍛冶の盛業と安全を願う恒例行事。神事に続き、白装束の刀匠が鍛錬を公開した。火床(ほど)で真っ赤に熱した玉鋼(たまはがね)を大つちでたたいて平たくした後、玉鋼から不純物を取り除く「折り返し鍛錬」を行った。

 刀匠や関伝日本刀鍛錬技術保存会名誉会長の尾関健治市長らが参加、見物客約千人が訪れた。刀匠がリズムよく交互につちを振り下ろすと、金属音とともに火花が飛び散り、見物客は歓声を上げていた。

 例年、式を行っている関鍛冶伝承館の日本刀鍛錬場が改修工事中のため、春日神社で開催された。