いつか結ばれる君の名は 三寺まいり − 岐阜新聞 Web
いつか結ばれる君の名は 三寺まいり
2018年01月16日08:28
写真:いつか結ばれる君の名は 三寺まいり
ろうそくに火をともし願い事をする着物姿の女性たち=15日午後6時45分、飛騨市古川町殿町

 岐阜県飛騨市古川町で15日夜、江戸時代から続く伝統行事「三寺まいり」があった。瀬戸川沿いでは着物姿の女性が願い事の成就を祈って燭台(しょくだい)に白や赤色の和ろうそくを手向け、静かに手を合わせた。

 三寺まいりは、浄土真宗の開祖・親鸞聖人の遺徳をしのぶ報恩講で、参拝者は町内の円光寺、真宗寺、本光寺を詣でる。かつては長野県の製糸工場から帰省した若い女性が着飾って参拝し、男女の出会いの場にもなったため、良縁祈願のお参りとしても知られる。

 この日、三寺を結ぶ参道は約1万8千人の往来で活気にあふれた。高さ2メートルの雪像ろうそくをはじめ、大小千本余のろうそくが照らす古い街並みを住民や観光客が行き交った。