郡上本染色鮮やか 20日鯉のぼり寒ざらし − 岐阜新聞 Web
郡上本染色鮮やか 20日鯉のぼり寒ざらし
2018年01月17日08:37
写真:郡上本染色鮮やか 20日鯉のぼり寒ざらし
鯉のぼりの色付け作業を進める渡辺一吉さん=郡上市八幡町

 奥美濃の冬の風物詩「郡上本染 鯉(こい)のぼりの寒ざらし」が20日、岐阜県郡上市八幡町で行われるのを前に、鯉のぼりの制作を手掛ける同町の紺屋(こうや)「渡辺染物店」の工房で16日、色付けと天日干しの作業が行われた。

 郡上本染(県重要無形文化財)は400年以上の歴史を持つ伝統工芸で、伝統技術保持者の渡辺庄吉さん(82)や長男の一吉さん(48)らが技法を守り続けている。寒ざらしは鯉のぼりの目やうろこの模様を白く残すために置いた糊(のり)を川の水で洗い流す作業で、毎年1月と2月の2回公開されている。

 16日は一吉さんら4人がはけを使って色付けし、天日干しを行い、20日に作業する大小3種類の鯉のぼりが仕上がった。一吉さんは「当日は雪があれば風情もあるし、天気が良ければ見てもらいやすい。大勢のお客さんに見に来てもらいたい」と話した。

 寒ざらしは20日は午後1時から同市八幡町の小駄良川で行われる。前日の19日夜は午後5時から翌朝まで川に浸された鯉のぼりのライトアップが行われる。