恵那の山中に廃船投棄か 無許可で処分受託疑い業者逮捕 − 岐阜新聞 Web
恵那の山中に廃船投棄か 無許可で処分受託疑い業者逮捕
2018年01月17日08:58
写真:恵那の山中に廃船投棄か 無許可で処分受託疑い業者逮捕
山の斜面に投棄された廃船の一部=恵那市山岡町久保原(県警提供)

 無許可で漁船の処分を受託したとして、岐阜県警生活環境課と恵那署は16日、廃棄物処理法違反(受託禁止)の疑いで、和歌山県新宮市三輪崎、廃船処理業熊谷良弥容疑者(57)を逮捕した。漁船は解体され、一部が恵那市山岡町久保原の山の斜面で見つかった。現場までトラックで運んだとみられ、不法投棄の疑いでも調べる。

 逮捕容疑は、産業廃棄物の収集運搬業や処理業の許可を受けず、2015年8月20日ごろ、和歌山県有田市で、同県の男性(82)から不用になった漁船1隻の運搬と処分を43万円で受託した疑い。

 同課によると、昨年5月、恵那市山岡町の山の斜面に解体された船の一部など約2・1トンが投棄されているのを住民が見つけ、市を通じて恵那署に通報した。船名などから熊谷容疑者を特定。岐阜、和歌山両県知事から産廃の収集運搬、処理業の許可を得ていなかった。

 熊谷容疑者は三重県尾鷲市と関市の土場を使用しており、尾鷲市の土場には隣接する海を含めて30隻以上の廃船があり、関市では破砕された廃プラスチックが大量に見つかった。同課はこれらも無許可で受託した可能性があるとみて調べる。