メタボ健診、教室出席で飲食店割引 県がポイント制度 − 岐阜新聞 Web
メタボ健診、教室出席で飲食店割引 県がポイント制度
2018年02月01日08:28

◆健康寿命向上へ市町村と連携

 岐阜県は2018年度、県民の健康寿命を延ばすため市町村と連携して、運動や健康をテーマとした講座で積極的に学んだ人が、飲食店などで料金割引の特典を受けられる事業を始める。健康を維持するための自主的な取り組みを促す。

 「清流の国ぎふ健康ポイント事業」は、県や市町村が指定した運動教室や健康講座に出席したり、特定健康診査(メタボ健診)などを受診したりすると、「Gポイント(仮称)」が与えられる仕組み。ポイントがたまると、「ミナモ健康カード(仮称)」が交付され、飲食店などで料金が割引や無料となるサービスを受けられる。抽選で健康器具などが贈られる。

 「働き盛りの世代や子育て中の女性は運動する機会が少ない」(県保健医療課)とみて、対象者は20歳以上とする方針。若いうちから運動の習慣を付けてもらうよう働き掛ける。

 県が策定した「第3次ヘルスプランぎふ21」(18〜23年度)案は、国民の主な死因で、医療費の負担が大きい循環器疾患やがん、糖尿病合併症などの発症や重症化の予防を重点目標に掲げている。予防には食生活改善や適度な運動、歯と口腔(こうくう)の健康を保つことなどが必要で、運動を習慣とする動機付けとしてポイント事業を計画した。

 厚生労働省調査によると、県民の健康寿命(10年時点)は男性70・89歳(全国13位)、女性74・15歳(同15位)で、平均寿命は男性79・92歳(同11位)、女性86・26歳(同29位)。県の担当者は「健康寿命と平均寿命との差を少しでも縮め、県民がいつまでも元気に暮らせるようにしたい。8千人以上に参加してもらいたい」と話している。