三大ピアノ聴き比べ 多治見市内で同日公演 − 岐阜新聞 Web
三大ピアノ聴き比べ 多治見市内で同日公演
2018年02月13日07:49
写真:三大ピアノ聴き比べ 多治見市内で同日公演
ベーゼンドルファー製ピアノを奏でる田村緑さん=多治見市十九田町、バロー文化ホール

 世界三大ピアノメーカーのピアノがそろう岐阜県多治見市で12日、三つのピアノを同日に別々の会場で演奏する初のコンサートが開かれ、来場者が世界に誇る音色を堪能した。

 「たじみ音楽でまちづくり市民協議会」(牛込進会長)の主催。市内には、バロー文化ホール(十九田町)の大小ホールとアートスペース・ホリエ(前畑町)に、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタインの三大メーカーのピアノがあり、各会場で東京都のピアニスト田村緑さんが演奏した。

 ベヒシュタイン製ピアノがあるアートスペース・ホリエで田村さんは、名器を「頑丈に作られているが、音色幅は広く精巧で緻密。車でいえばベンツのようなもの」と解説。来場者は田村さんが演奏する最中、ピアノの側板にも触れて響きを確かめた。

 バロー文化ホールの小ホールでは、著名ピアニストのパウル・バドゥラ=スコダの自筆サインがある希少なベーゼンドルファー製ピアノでベートーベンの「ソナタ第8番『悲愴』」やバッハの「フランス組曲第5番ト長調」などを演奏。来場者はそれぞれの音色や響きの違いを確かめながら、うっとりと聴き入っていた。