「ここから勝負」高鳴る胸 今井、日ハム9位 − 岐阜新聞 Web

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「ここから勝負」高鳴る胸 今井、日ハム9位
2016年10月21日10:23
写真:「ここから勝負」高鳴る胸 今井、日ハム9位
日本ハムから9位指名を受け、仲間から祝福される今井順之助内野手=中京高

 指名開始から2時間以上が経ち、期待と不安が混じった重苦しい空気が喜びの声と拍手に変わった。中京高の今井順之助は日本ハムから9位指名。「指名されないんじゃないかと心が折れていた。ほっとした」と安堵(あんど)に満ちた笑顔を見せた。

 多治見市出身で中学は岐阜東濃シニアでプレー。中京高では1年夏から4番で、卓越したスイングスピードを武器にパワーヒッターとして高校通算68本塁打。今夏は同高を14年ぶりの甲子園に導いた。進路は「プロ一本」と明言していた。  気付いた時には将来の夢だったというプロ野球選手。阪急(現オリックス)で内野手として活躍した父・茂さんからは家を出る時「なるようになる。しっかり待ってろよ」と声をかけられ、親子2代でのプロ入りを実現させた。日本ハムの印象については「ファンとの一体感があり、活気のあるチーム。自身の持ち味である長打力と元気の良さをアピールして、ここ一番で期待されるような打者になりたい」と高鳴る胸の内を語った。

 同校の橋本哲也監督は「彼の最大の持ち味は人間性。ファンから愛されるような選手になってほしい」とエール。高校入学時からプロを意識して練習では木製バットを使用するなど、常に高い意識を持ち、ストイックに野球に取り組んできた。「ケガをしないよう体作りしていきたい。指名順位は関係ない。ここからが勝負だと思っている」と今井、岐阜が誇る高校生スラッガーは夢舞台の入り口で、前だけを見据えた。