守備立て直せず低迷 FC岐阜、吉田監督退任 − 岐阜新聞 Web

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守備立て直せず低迷 FC岐阜、吉田監督退任
2016年11月25日09:50
写真:守備立て直せず低迷 FC岐阜、吉田監督退任
第31節の千葉戦で、選手に指示を出す吉田監督=9月、長良川競技場

 FC岐阜の吉田恵監督の退任が24日、決まった。ラモス瑠偉前監督の後任として、7月22日にコーチから昇格し、難しいかじ取り役を務め、J2残留を決めたが、クラブは巻き返しを図る来季の指揮官として吉田監督を選択しなかった。

 クラブ関係者は退任の理由として「来季はJ2参入10年目で、飛躍の年にするためにも監督を代える必要がある」と説明。J2残留を果たした結果を評価しつつも、最終順位は20位と低迷したことで契約更新までには至らなかった。選手の中には、監督の戦術や起用法に関して不信感を持つ選手がいたのも事実だ。

 吉田監督就任当初は5連敗中で18位に沈む厳しい状況下。チームの連係、守備の立て直しに苦心した。初采配の第25節では札幌相手に0−5の完敗を喫し、組織的守備の構築を優先して試行錯誤。第39節の群馬戦から4−4−2の陣形と選手起用がほぼ固定化。以降は安定した試合運びになった。しかし、最後まで前半での失点を修正できず、結局、残留争いを最終節まで続けることになった。指揮した18試合の戦績は、5勝4分け9敗で21得点33失点。

 クラブによると、吉田監督の去就は未定で、発表を通じて「来季に向けてさらに良いチームをつくり、一緒に戦いたいと思っていたので非常に残念」とコメント。チームを残留に導いた功労者に拍手を送りつつ、クラブの決断が正しかったことになるよう期待するしかない。