西濃運輸監督に阪本氏 社会人野球 − 岐阜新聞 Web

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西濃運輸監督に阪本氏 社会人野球
2017年07月29日10:38
写真:西濃運輸監督に阪本氏 社会人野球
握手を交わす阪本一成新監督(左)と林教雄前監督=大垣市内

 社会人野球の西濃運輸は28日、林教雄監督(67)が退き、後任にコーチ兼選手の阪本一成氏(41)が就任したと発表した。25日付。

 阪本氏は岐阜市の社会人野球昭和コンクリートの廃部に伴い、2003年入社。初優勝した14年の都市対抗で打撃賞と全国ベストナインに輝き、今季もベテランとしてチームをけん引した。

 大垣市内で会見した阪本氏は「林前監督が築いた土台を継承し、選手全員が勝つための役割を考え、行動できるチームをつくっていきたい」と抱負を述べた。

 林氏は1987年から4度、19季にわたって監督を務め、都市対抗に16度出場、創部55年目の14年に初優勝に導いた。都市対抗では1994年の準優勝のほかベスト4が2度、ベスト8が3度、日本選手権では96年に準優勝と輝かしい実績を誇る。今後、顧問としてチームを支え、選手補強や情報収集などにあたる。

 監督交代の理由について林氏は「4度目の監督就任から5年目の今季がどんな成績でも阪本に譲るつもりだった」と説明。阪本氏の野球に対する情熱やひた向きさ、選手を引っ張る姿が「監督にふさわしい」として、1年ほど前から伝えていたという。

 今年の都市対抗東海2次予選は最終第6代表決定戦までもつれた。林氏は同代表決定戦前に球場の外野フェンス沿いを歩き「野球の神さまから『最後までやれ』と言われている思いだった」と振り返る。見事、最終切符をつかみ出場した本大会では予選ではみられなかった猛打による先制パンチが1、2回戦にさく裂。投手起用もさえ、ベスト8まで勝ち進み「たくさんの応援や選手には感謝の思いしかない」と語る。

 新監督のもと、再スタートを切る西濃運輸。阪本氏は「勝ち続けなければいけないチーム。守備を重視し、つながりのある打線で粘り強く攻撃する野球を目指す。選手が切磋琢磨しあってレベルアップしてほしい」と語った。

 新たに大野正義内野手(34)がコーチ、深澤元気捕手(26)がマネジャー兼選手に就任。佐伯尚治投手コーチ補佐が投手コーチになる。