田中恒成が3階級制覇に挑戦 ボクシング − 岐阜新聞 Web

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田中恒成が3階級制覇に挑戦 ボクシング
2017年12月07日10:18
写真:田中恒成が3階級制覇に挑戦 ボクシング
3階級制覇を目指し、フライ級に挑戦することを明かした田中恒成(右)と畑中清詞会長=名古屋市内

 世界ボクシング機構(WBO)ライトフライ級王座を1日付で返上した田中恒成(畑中、中京学院大中京高出)が6日、名古屋市内で記者会見し、今後は階級を一つ上げたフライ級で、3階級制覇を目指すことを明らかにした。

 会見に同席した畑中清詞会長は、王座返還と転級について「もともとライトフライは年内で卒業する予定だった。また、ライトフライでもう1年やらせるのは健康上良くない」と説明。田中自身は、世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者の田口良一(ワタナベ)との統一戦を熱望していたようだが、話し合いを重ねた結果「統一戦をやろうとすると来年末になってしまう。減量がもう無理」と、自身の体を一番に考えて決断を下した。

 また、5日には「ごめんなさいと直接言いたかった」と、田中は田口の下を訪れ、統一戦が白紙になったことについて頭を下げたという。田口からは「タイミングだから仕方ない。お互いに頑張ろう」と声を掛けられたと明かし、「悔いはあるが、これですっきりした気持ちでフライ級へ進める」と笑顔を見せた。

 9月の防衛戦の際に負った両目の眼窩(がんか)底骨折は順調に回復しており、すでに軽めの練習を再開。畑中会長は「来年春頃にWBOには挑戦者決定戦をやりたいと言ってある」と復帰戦についても話した。

 最後に日本選手最多の5階級制覇について聞かれると「最初は適当に立てた目標だった」と笑いを誘いながらも、「5階級制覇はすることになる」と、田中らしい強気な言葉で締めくくった。