|
芸人一ツイてないという男、NON STYLE石田明さんの幼少期から現在にいたるまでのアンラッキーなエピソード集だ。
幼い頃、上の2人の兄のおもちゃとして「アキラ遊び」なるものが行われ、「アキラ隠しゲーム」でヘドロだらけの溝に隠されるなど毎日が罰ゲーム状態。サンタさんに欲しいものを枕元に書いて寝たら「もうちょっと安くなりませんか?」と値切られた。
カルシウムが圧倒的に不足したまま成長してしまったため、32歳にして骨密度がおじいちゃんレベル。そのせいで、定期的な骨折を余儀なくされている。
酒癖も悪く、酔っ払うとまるで特技のように記憶をなくす。酔い潰れて寝ていて常に脇腹を蹴られているような感覚で目が覚めると、エレベーターに挟まれ続けていた……なんてもう、不運を通り越して「笑うしかない」エピソードが満載だ。
そんな石田さん、先日とある深夜のバラエティー番組で催眠術をかけられていた。石田さんの催眠術のかかりっぷりは尋常ではなく、術師にも「石田くんのかかりやすさは東洋一だね」と言わせるほどの、それは見事な催眠体質だった。
もしかして、催眠術にすぐかかってしまうのは、この不運な人生を忘れたいから!?
(ワニブックス 1200円+税)=江藤かんな
|