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音楽玉手箱/2017年11月08日 08:02
<再ブレーク盤> REBECCA『恋に堕ちたら』 キュートに伸びるNOKKOの声は健在
REBECCA『恋に堕ちたら』
 

 17年ぶりのシングルは、なんと最新の武道館LIVEを収録した2CD付き。“新曲だけではなく、LIVEで今のREBECCAを楽しんで”という風に受け取った。

 表題曲は、恋の始まる予感をつづったポップロックで、80年代と全く変わらぬキャッチ―な展開。NOKKOの声はやや細くなったが、キュートに伸びる部分は健在。また、彼ららしい重厚な演奏も堪能できる(特にインスト・バージョン!)。

 LIVEの方は、ヒット曲やアルバム名曲を織り交ぜた全19曲の構成が見事。曲が進むごとにボーカルも演奏も脂が乗ってきて、7曲目から『MOON』『フレンズ』『Maybe Tomorrow』の3連発はズルい(笑)。観客が『フレンズ』のイントロで狂喜し、サビで“Ohフレ〜ンズ!”と反応するのも無理もない。

 LIVE後半は、スタジオ版よりも快活な表題曲で始まり、パワフルな『RASPBERRY DREAM』にて、まだ続くような感じで終わるというのも再始動に相応しい。本作から、一つの分野で実績を積めば、人生は随分と自由が利くことを学ぶはず。

(ユニバーサル・3CD 3000円+税)=臼井孝