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古里の旅

美しい景観、憩いの道

高原川渓谷と藤波八丁遊歩道(飛騨市神岡町)

 標高3千メートル級の飛騨山脈を水源とし、神通川となって富山湾に注ぐ高原川。日本有数の急流河川の一つで、断崖や渓谷など変化に富んだ流域には全国から多くの釣り人が訪れる。

 その高原川は、中流域で「すり鉢の底」と言われる飛騨市神岡町の市街地を貫流し、広い河原を形成している。上流から順に神岡大橋、藤波橋、西里橋、船津橋の四つの大きな橋が並び、川べりには鉱山で栄えた往時をしのばせる白壁土蔵群のほか、高さ約3メートル、幅10メートル前後の巨岩が数多く残るなど独特の景観で知られる。

 地元の案内人団体「神岡街歩きガイド」の茂利昌彦さん(84)によると、1950年代までは藤波橋のたもとに、通称「立(たて)岩」という大きな岩が突き出ていた。当時、高原川は子どもたちの格好の遊び場で、高さ10メートル近い立岩のてっぺんから次々と飛び込み、度胸を競ったという。

 近年は高原川で遊ぶ子どもの姿は見かけなくなったが、藤波橋から神岡大橋にかけての左岸側に遊歩道が整備され、険しく切り立った高原川の渓谷美を堪能できる。

 名称は藤波八丁遊歩道。全長約500メートルの坂道で、アンティークなデザインの街灯や展望デッキ、藤棚、あずまやなどが整備され、四季を通して市民や観光客らのリフレッシュゾーンとして親しまれている。

 また、神岡町の中心部には豊かな湧き水を利用した共同水屋がたくさんあり、遊歩道や白壁土蔵などの街めぐりで乾いたのどを潤すのも楽しい。

メモ

 ▽交通 JR飛騨古川駅から車で約30分、飛騨市神岡振興事務所から徒歩10分※藤波八丁遊歩道は年中通行可。無料▽問い合わせ 飛騨市神岡振興事務所観光係、電話0578(82)2253

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市街地を貫流する高原川と鮮やかな紅色の藤波橋=岐阜県飛騨市神岡町朝浦

市街地を貫流する高原川と鮮やかな紅色の藤波橋=岐阜県飛騨市神岡町朝浦

清流・高原川の左岸側に沿って整備された藤波八丁遊歩道=岐阜県飛騨市神岡町朝浦

清流・高原川の左岸側に沿って整備された藤波八丁遊歩道=岐阜県飛騨市神岡町朝浦

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