歴史に思いをはせる
関ケ原ウォーランド 伊吹薬草の湯・緑龍(関ケ原町)
伊吹山のふもと、不破郡関ケ原町関ケ原の「関ケ原ウォーランド」と「伊吹薬草の湯・緑龍(りゅーろん)」は、歴史と自然の町・関ケ原を満喫できる施設として人気を集めている。
ウォーランドは、1964(昭和39)年に、町の有志5人が「関ケ原に観光施設を造ろう」と合戦地近くに設立。約3万平方メートルの園内には、約250体もの実物大の武将人形を配置し、小早川秀秋の陣地だった松尾山や、徳川家康の最後の陣地などを再現している。もちろん、石田三成や現在、NHK大河ドラマ「功名が辻」で注目を浴びる山内一豊の姿もあり、400年前の天下分け目の合戦の様子を今に伝えている。
予約をすれば、合戦のジオラマを前に西村圭館長(63)が、関ケ原合戦や壬申の乱についての歴史講座を無料で開催する。西村館長は「来館者には教科書にない歴史を伝えたい。話を聞いてくれた人から『歴史が好きになった』と言ってもらえるとうれしい」と話す。
また、伊吹山には織田信長がポルトガル宣教師に薬草を栽培させたという伝説が残っており、「薬草の宝庫」とも呼ばれる。中でも伊吹山から採れたヨモギで作ったお灸(きゅう)は効き目があったという。その言い伝えをもとに2003年に作られたのが「緑龍」で、肌荒れや炎症などに効く「よもぎの湯」や、疲労回復や冷え性に効果があるドクダミ、マツブサなどを使った「伊吹百草の湯」「伊吹炭の湯」の3種類の風呂がある。
これから本格的な冬を迎える。ウォーランドで歴史に思いをはせた後、お風呂で冷えた体を温めてみては。
▽交通 JR関ケ原駅、名神関ケ原ICからいずれも車で約5分▽料金 ウォーランドは大人700円、子ども400円、幼稚園児200円。緑龍は800円▽問い合わせ ウォーランド、電話0584(43)0302。緑龍、電話0584(43)1177。

今にも動き出しそうな迫力のある武将人形が配置されたウォーランド=関ケ原町関ケ原

関ケ原の豊かな自然を眺めながら入浴できる「緑龍」=同
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