迫力のレースを体感
笠松競馬場(羽島郡笠松町)
ダートを駆け抜ける競走馬たちの地響きのようなひづめの音が、ファンの胸に心地よく響く。笠松競馬場=羽島郡笠松町=は、間近でレースが観戦でき、直線でのたたき合いの迫力を全身で感じることができる競馬場だ。
オグリキャップやライデンリーダーなどを輩出した地方競馬の名門。安藤勝己、柴山雄一、安藤光彰の笠松競馬出身3騎手は、JRA(中央競馬会)で活躍している。
熱気で包まれるスタンドの裏では、昔ながらの飲食街を思わせるような食堂が10店舗近く並んでいる。若者向けのイタリアンのカフェもあるが、ほとんどは築30年以上。丸金食堂を経営する山田一良さん(60)は「縁日のような雰囲気が特徴」と話す。
今年1月からは女性専用席をスタートさせた。ゴール前にあるガラス張りのドリームルーム(40席)を専用席として使う。地方競馬場は施設が汚いイメージがあり、女性からは敬遠されがちだが、これを何とか払拭(ふっしょく)しようとする試みだ。
調教師らの奥さんは、グッズ販売に奮闘。笠松競馬所属のジョッキーグッズやオグリキャップグッズなどを販売、ファンと直接交流する。お守りとしても使える蹄鉄(ていてつ)は祈祷(きとう)済みだという。
このほか、月1回のペースで、早朝の馬のトレーニング「攻め馬」の見学会もある。調教師による解説もあるので、競馬ファンには貴重な思い出になりそう。開催日の夕方ごろ、競走馬をパドック(下見所)へと誘導する誘導馬がスタンドにお目見えする。天候や気温など条件もあるが、運がよければ馬との触れ合いもできる。100円で味わえるワクワク感以外にも、思わぬ魅力が競馬場にはある。
▽交通 名鉄笠松駅から東へ徒歩5分。女性専用席、攻め馬見学会は要予約▽入場料 100円▽問い合わせ 笠松競馬場、電話058(387)9079

熱いレースが繰り広げられる笠松競馬場=羽島郡笠松町

昔ながらの飲食街を思わせる笠松競馬場の売店=羽島郡笠松町
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