地震の怖さ、肌で体験
県広域防災センター(各務原市)
開館25年を経て、展示内容を一新した各務原市川島小網町にある県広域防災センター。バーチャルリアリティー(VR)災害体験シミュレーターや最新式の地震体験装置などを備え、総合的に防災を学ぶことができる。
防災知識の普及、向上などを目的に防災学習施設として1982(昭和57)年に開館し、年間約7000人が利用する。開館当時からあった活断層模型などの各種展示が古くなりリニューアルした。
1階は地震を中心にした展示。県内の主要断層、海溝型地震、内陸型地震のメカニズムなどイラストを使い分かりやすく解説。1891(明治24)年に岐阜を震源として発生した濃尾地震や阪神大震災など、大地震の被害状況を写真資料などを交えてパネルで展示。
2005(平成17)年に導入した最新式の地震体験装置では、濃尾地震や阪神大震災など過去に実際に発生した大地震4種類と、今後想定される東海地震、東南海地震の計6種類の大地震について実際に近い地震の揺れを体験できる。
2階は台風や大雨など風水害、林野火災、火山、雪害などのパネル展示。県の地形図が一目で分かる巨大なジオラマや2002年の岐阜市・各務原市境の大規模林野火災、9・12豪雨災害、56豪雪など、過去の大災害や消防団活動を写真やパネルなどで展示。VR災害シミュレーターは立体映像と音声で地震災害をバーチャル体験。仮想空間で地震発生時の適切な避難行動などをゲーム感覚で学ぶことができる。
訓練用消火器を使った消火器体験、防災備蓄されている防災資機材の見学もでき、総合的に防災学習ができる。
▽交通 名鉄新那加駅から各務原ふれあいバス川島・北部線小学校前下車5分。東海北陸自動車道岐阜各務原ICから車で20分。河川環境楽園から車で10分▽休館日 第3日曜日を除く土・日曜日、祝日、年末年始▽入館料 無料、10人以上は予約が必要▽問い合わせ 県広域防災センター、電話0586(89)4192。

岐阜県の地形図、各種災害についての解説などの展示=各務原市川島小網町、県広域防災センター

VR災害体験シミュレーターでは地震発生時の避難法などを体験できる
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