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いい旅・いい味 ぎふ巡り

古里の旅

茶園眺めほっと一息

川根茶の産地(静岡県・川根本町)

 黄金色のお茶からは想像がつかない、だし汁のような旨み。一口含んだだけで味と香りが口に残る。銘茶「川根茶」の産地、静岡県榛原郡川根本町で飲んだ煎茶と水出しのお茶。恵まれた条件と農家の技術、お茶づくりへの高い意識が良質のお茶を育てている。川根本町はお茶への愛があふれる町だ。

 7月上旬、町を貫く大井川鉄道の田野口駅を降りると、茶園の向こうに大井川が流れ、川霧が立ち上っていた。この川霧が川根茶の旨みの理由の一つ。多湿が茶葉を柔らかくすることで、旨みが出やすくなるという。山あいで短い日照時間、寒暖の差、多雨など、好条件を多く兼ね備える。

 そんな川根茶を気軽に楽しめるのが「川根茶縁喫茶」。毎月第2土曜と第3日曜の2回、町内6農園が川根茶を無料で振る舞い、各農園が個性あるもてなしをしてくれる。

 相藤園では、全国品評会出品の茶葉をシャンパングラスに水出しで提供。10分待つ間、茶葉が開いていく様子を楽しめる。茶葉は食べることもできる。

 「農家と語らい、産地の景色を眺め、ここにしかない味を味わってほしい。川根茶のファンが増えれば」と園主の相藤令治さん(63)。茶の手もみや製茶体験ができる農園もある。

 道の駅「フォーレなかかわね茶茗舘」では呈茶セット(300円)でほっと一息。庭園が見える茶室で、地元女性が「一煎目の湯は50度、お茶を注ぎきる際は器を振らず、じっと滴が落ちるのを待つ」といったこだわりの飲み方を教えてくれる。

メモ

 ▽交通 JR東海道線金谷駅から大井川鉄道に乗り換え、駿河徳山駅まで1時間。同駅からフォーレなかかわね茶茗舘へは徒歩10分、相藤園へは徒歩20分。車では新東名高速道路島田金谷ICから70分▽問い合わせ フォーレなかかわね茶茗舘、電話0547(56)2100。相藤園、電話0547(57)2693。「川根茶縁喫茶」は川根本町まちづくり観光協会、電話0547(59)2746。

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二番茶の芽が出る銘茶・川根茶の茶園=静岡県榛原郡川根本町

二番茶の芽が出る銘茶・川根茶の茶園=静岡県榛原郡川根本町

農園の一角で「川根茶縁喫茶」を開く相藤園の園主、相藤令治さん=同町

農園の一角で「川根茶縁喫茶」を開く相藤園の園主、相藤令治さん=同町

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