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古里の旅

町襲った濁流の記録

「9・12豪雨災害展」(ハートピア安八 安八郡安八町氷取)

 安八郡安八町氷取にある複合施設「ハートピア安八」の歴史民俗資料館では、企画展「9・12豪雨災害展」が開かれている。1976年9月12日、同町大森の長良川右岸堤防が決壊、濁流が町一帯を襲った未曽有の災害。当時の写真が、約40年前の甚大な被害を物語っている。9月18日まで。

 9・12豪雨災害は台風17号の接近に伴う集中豪雨で、西濃地域を中心に大きな被害が出た。安八町内の被災者は9543人、死者1人、家屋や農作物などの被害額はおよそ140億円に上った。堤防の決壊で、隣接する同郡旧墨俣町(現大垣市)も浸水した。

 展示は水害を風化させず、経験していない世代にも知ってもらおうと歴史民俗資料館が企画した。決壊した堤防から長良川の水が流れ込む様子や、自衛隊による救助活動を捉えた写真のほか、氾濫水の到着時間やその方向を伝える図、町や警察、消防など関係機関の動きを時系列にまとめた表も。災害に強いまちづくりを目指したその後の取り組みも紹介している。

 展示のほか、館内には小学生の夏休みの自由研究に役立つ施設も。天文台にある反射望遠鏡は700ミリの大口径で東海地方最大級という。土星や木星などの天体観察会、月面を撮影する天体写真教室などが随時開かれ、同施設の船越浩海館長(55)がレクチャーする。

 プラネタリウムもあり、1日4回(午前11時、午後1時30分、同3時、同4時30分から)投影される。

メモ

 ▽交通 JR大垣駅から名阪近鉄バスで25分「安八町役場」下車、名神高速道路羽島インターチェンジから車で10分▽開館時間 歴史民俗資料館は午前9時30分〜午後5時▽休館日 月曜日、年末年始▽料金 無料▽問い合わせ ハートピア安八、電話0584(63)1515

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9・12豪雨の被害を伝える写真などが並ぶ会場

9・12豪雨の被害を伝える写真などが並ぶ会場

歴史民俗資料館のほか天文台など多くの施設があるハートピア安八=いずれも安八郡安八町氷取

歴史民俗資料館のほか天文台など多くの施設があるハートピア安八=いずれも安八郡安八町氷取

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