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岐阜4区候補に金子氏長男の俊平氏内定

◆前職今井氏は世襲批判

 10日公示、22日投開票の衆院選で、自民党の岐阜4区の公認候補者が公募の末、引退を表明した金子一義元国土交通相の長男俊平氏(39)に内定したことで、選挙に向けた自民の動きが一気に加速しそうだ。一方、同4区から立候補を予定する民進系無所属の前職今井雅人氏(55)は「世襲政治だ」と批判し、対決姿勢を鮮明にしている。

 「自民党が一丸となって戦える」。野田聖子県連会長は1日に岐阜市内で開いた会見で、岐阜4区関係者の挙党態勢を強調した。

 会見には一義氏に加え、かつてライバルとして戦った岐阜4区が地盤の藤井孝男元運輸相(74)も出席。「自民党として一体となって戦わないといけない。俊平さんの当選に向けて頑張りたい」と協力態勢を強調した。

 公募で金子氏が公認候補者に内定したことに、金子後援会の寺地亮平幹事長は「まずは一つのハードルを越えた」と安堵(あんど)。北村斉会長は「知名度アップが重要。4区全体を回るが、人口が多い可茂地区などを重点的に回る」と選挙戦へ表情を引き締めた。

 一方、今井氏は「(金子一平氏、一義氏に続く)3世という世襲政治には疑問を感じる」と事実上の“後継指名”を批判。「誰が相手でも自分のやることをやるだけだ」と語った。

 今井氏は、地元での地道な活動で支持を広げる。前回衆院選後には郡上市に事務所を構え、地域の行事に足しげく顔を出すなどして自民支持層の切り崩しを図っている。

 共産党は元飛騨市議の籠山(こみやま)恵美子氏(62)を岐阜4区の公認候補として党中央委員会に申請。今井氏が希望の党に公認された場合は、立候補に踏み切る方針。

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