ふるさとへの便り

アフリカ中東部ルワンダ

自動車整備で貢献 同僚に日本の技術伝授
写真:キブンゴからの風景=ルワンダ

キブンゴからの風景=ルワンダ

 まず初めに、今回の東日本大地震により被災された皆さまに、心からお見舞い申し上げます。また、被災地等におきまして、救援や復旧支援などさまざまな活動に全力を尽くしていらっしゃる方々に、深く敬意と感謝の意を表すとともに、一日も早く復旧なされますよう心よりお祈り申し上げます。

 私はルワンダに自動車整備士として赴任するまでは、地元企業で整備士として、バスの点検や整備に携わってきました。整備の経験が少なく多くの不安を抱えていましたが、途上国の発展に少しでも貢献できればと決意してきました。

 ここルワンダはアフリカ大陸の中東部に位置し、別名「千の丘の国」とも呼ばれているほど、美しい丘に囲まれている小さな国です。アフリカでありながら、国土の大部分は標高1200〜1500メートルの高原のため、平均気温19度と、とても過しやすい気候でもあります。

 また、多くの方はアフリカに対して危ない、怖いなどの印象がわずかながらあると思います。私もここに足を踏み入れるまではそう思っていました。しかし、ルワンダの人々はとても親切で穏やか、ちょっと恥ずかしがり屋な人たちです。数十年前まで内戦・虐殺が行われていたとは決して感じません。そんな温かい人々に囲まれながら私は生活しています。

 私の配属先はオナトラコムバス公社・ンゴマ支社です。首都キガリから南東に120キロほどいった、キブンゴという町で活動しています。オナトラコムのバスは日本の無償資金協力によって、いすゞエンジンが搭載しており、現地人の重要な足となっています。

 仕事内容は主に、ンゴマ支社で保有しているバスを2人の同僚整備士と一緒に点検・整備を行っています。その中で少しでも彼らに日本の良い部分を伝え、ルワンダに広がるような活動が求められているので、残りの期間自分にできる事を精いっぱい過ごしていきたいと思います。

【山下健次さん】
写真:山下健次さん
 やました・けんじ バス整備士として地元企業に3年間勤務し、2010年3月から2年間、青年海外協力隊としてルワンダに派遣。現在、オナトラコムバス公社で自動車整備士として活動中。各務原市出身。26歳。

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