ふるさとへの便り

ウガンダ

住民の健康を守る 保健業務の効率化支援
写真:トロロ県ヘルスセンターを訪問=ウガンダ

トロロ県ヘルスセンターを訪問=ウガンダ

 私が派遣されているトロロ県はウガンダの首都カンパラから東へ約200キロのところに位置し、人口約50万人の緑豊かな地方都市です。配属先はトロロ県庁保健課で、県民の健康を守ることが仕事です。

 具体的には、県内にある約70の病院やヘルスセンター(診療所のような役割を担っている)で適切な保健サービスが提供されるように指導したり、さまざまな病気の発生状況を国に報告したりしています。時には、日本から贈られたワクチン保管用の冷蔵庫をヘルスセンターに届けることもしています。

 保健課での私の仕事は、課の業務の効率化を支援することです。パソコンを利用したデータマネジメントやファイリングのほか、庁舎やヘルスセンター内の整理整頓などに取り組んでいます。ウガンダに来る前は市役所で働いていたので、業務自体は日本と共通するところもあり、それほど戸惑うことはありませんでした。

 しかし、ここはウガンダです。人々の生活習慣も文化も違います。会議は時間どおりに始まらず、人が集まらないため延期を繰り返すこともあります。パソコンは何台もあるのに停電で使えないことも多く、活動はなかなか思うように進みません。

 また、生活面では、約1カ月もの間断水が続いて近くの井戸に水を汲みに行ったり、日本と違い限られた数種類の野菜しか買うことができないなど大変なこともありますが、陽気なウガンダ人に囲まれて楽しく生活しています。休日には同僚の家に遊びに行ってウガンダ料理を教えてもらったり、私が日本料理を教えたりもしています。

 残りの任期は約3カ月です。私の活動が、ウガンダの子供たちが病気になった時に近くの病院で適切な治療を受けることができ、必要な薬がきちんと彼らの手元に届くような社会の実現につながることを期待して、残りの任期も頑張りたいと思います。

【加藤曜子さん】
写真:加藤曜子さんさん
かとう・ようこ 2011年6月から13年6月まで青年海外協力隊としてウガンダに派遣。トロロ県庁保健課で業務の効率化を支援。多治見市役所からの現職参加。多治見市出身。40歳。

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