ふるさとへの便り

イギリス

日本観光、和食に関心
写真:日本文化イベント「ハイパージャパン」の様子=イギリス・ロンドン

日本文化イベント「ハイパージャパン」の様子=イギリス・ロンドン

 今年4月から一般財団法人自治体国際化協会ロンドン事務所で勤務を始め、4カ月が過ぎました。この時季になると日中は夏らしい日差しとなり、仕事帰りにパブの外でビールを飲みかわす人の多さに少し驚いています。

 今回は、7月にロンドン市内で開催された英国最大級の日本文化イベント「ハイパージャパン」について紹介します。イベントは今年で6回目を迎え、年々、来場者数が増えています。今年は3日間で8万4000人を記録しました。来場者は日本のゲーム、アニメやファッションに興味のある人の割合が多く感じられますが、日本への旅行を予定している人、日本食に興味がある人なども多く、年齢層もさまざまです。

 当事務所は2年前からブースを出展し、全国の自治体から提供していただいた英語のパンフレットで各地域をPRするとともに、簡単なアンケートを実施し、英国における訪日旅行者の傾向を調査しています。ブースを訪れる人は、並べられたパンフレットの写真を見て足を止め、気に入ったパンフレットや興味のある地域のパンフレットを持ち帰ります。訪日経験がある人は、日本の田園風景の方が興味深いようで、とても熱心に質問し、説明を聞いていかれます。日本に詳しい人からは伝統文化、芸能で有名な地域を尋ねられます。私たち日本人よりも日本のことをよくご存じで、返答に戸惑うこともありました。

 その中で、今年5月に高山市を旅行したという人にも出会いました。彼女は「この旅行が最高だった。特に風景や料理が忘れられない。また訪れたい」と話しながら、スマートフォンで撮影した旅行写真を楽しそうに見せてくれました。英国で岐阜県を訪れた人と出会い、私の古里に対するとても良い感想を聞くことができ、うれしく思いました。

 英国から日本への旅行形態は個人旅行が多いため、自由な旅程が立てやすく、日本の田舎を訪れてもらうチャンスが十分にあると考えられます。今後もこうしたイベントを通じて、日本の各地域を宣伝し、より多くの英国の人々に私の古里を訪れていただけるよう、岐阜県の数多くの魅力を伝えていきたいと思います。

【山田佳代さん】
写真:山田佳代さんさん
 やまだ・かよ 今年4月、岐阜県庁から一般財団法人自治体国際化協会ロンドン事務所に派遣。所長補佐。担当業務は事務所の会計事務、国内外への広報活動など。大垣市出身。

「ふるさとへの便り」一覧