ふるさとへの便り

パラグアイ

農村地域で栄養指導
写真:農村地域での料理講習会の様子=パラグアイ

農村地域での料理講習会の様子=パラグアイ

 みなさん、こんにちは。日本の地球の反対側、パラグアイで青年海外協力隊として活動している木亦菜緒です。

 パラグアイは南米に位置し、ボリビア、アルゼンチン、ブラジルに隣接する内陸国で面積は日本の約1.1倍、人口は約680万人です。日本との時差は13時間あります。国民の90%以上が、スペイン人と先住民のグアラニー人の混血です。公用語はスペイン語とグアラニー語で、農村地域ほどグアラニー語で話す人が多いです。パラグアイ人にとって、グアラニーの血を引くことは誇りであり、通貨にもグアラニーが用いられています。

 パラグアイに欠かせないものといえば、マテ茶です。マテ茶は、南米の他国でも飲まれていますが、マテ茶を冷たくして飲むテレレは、パラグアイだけで飲まれています。消化促進や風邪予防などの効用がある数種類の薬草を入れ、昼食前にテレレをまわし飲みします。マテ茶、テレレは、パラグアイ人の大切なコミュニケーションの場となっています。

 私はパラグアイ東部に位置するアルトパラナ県ミンガグアス市の農業普及局で活動をしています。ミンガグアス市は、発展している中心地から離れると農村地域が広がっています。私の主な活動は、農家の生活の質の向上のため、週1回開かれている朝市で販売する商品の提案と、農村地域での栄養、衛生、家計管理の指導をすることです。現在は、農村地域の巡回と農村で栄養、調理講習会を行っています。

 パラグアイは、主食であるキャッサバや肉を多く食べ、野菜の摂取量が少ないと感じます。配属先の農業技師が野菜栽培を指導しているので、野菜料理の提案をし、栽培した野菜を消費することにつなげたいと考えています。残り1年、現地の生活を知りながら、現地の人がよりよい生活を送るための提案、サポートを続けていきたいです。

【木亦菜緒さん】
写真:木亦菜緒さんさん
 木亦菜緒(きまた・なお) 食品卸会社の職員を経て、2014年10月から青年海外協力隊としてパラグアイに派遣。職種は、家政・生活改善。恵那市出身。26歳。

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