ふるさとへの便り

グアテマラ

環境教育は発展途上
写真:学校の先生を対象に行った研修会=グアテマラ、ソロラ県サンアンドレスセメタバフ市

学校の先生を対象に行った研修会=グアテマラ、ソロラ県サンアンドレスセメタバフ市

 「¡Hola!¿Cómo están?(スペイン語でこんにちは!お元気ですか?)」。グアテマラの青年海外協力隊員、中村亜未です。グアテマラに赴任し、1年5カ月。あと半年もすれば、岐阜県に帰る自分の姿をまだ想像できません。

 選考試験を受けてから、既に2年以上がたとうとしています。その頃は私が青年海外協力隊員になるなんて、考えてもみませんでした。「青年海外協力隊」に、憧れを持ったのは中学生の頃です。それから高校、大学、そして社会人となり、特に専門的な技術もなく、協力隊員になれることは諦めていました。

 しかし、どうしても国際協力につながる何かをしたいと思い、ある日、青年海外協力隊の説明会に出席。その後思い切ってJICA岐阜県国際協力推進員に相談をしました。そこで、勧めていただいたのが「環境教育」という職種です。

 青年海外協力隊の応募職種は看護師、農業、体育など200近くの職種があります。中には、専門的な資格が求められない職種がいくつかあり、それが「コミュニティ開発」「青少年活動」「感染症・エイズ対策」そして「環境教育」などです。正直「環境教育」という言葉を聞いたのもこの時が初めてで、まさかこの職種に自分が応募するなんて思ってもみませんでした。

 その後、国際協力推進員のアドバイスもあり、無事試験に合格。出発前に行う環境教育の「技術補完研修」では、素晴らしく、頼もしい仲間に出会うことができました。協力隊員になるに当たり、感謝しているのは職場の理解です。私は、市役所の「自己啓発制度」を使い、2年間休職扱いにしてもらうことができました。職場の理解があってこそ、協力隊員になることができたと感じています。

 この1年半で日本ではなかなかできない多くの経験、学校での授業、研修の企画・運営などを、ここグアテマラの小さな市役所で取り組んでいる「ごみ問題」などの環境関連の活動でたくさん積むことができました。グアテマラのごみ処理状況は、まだまだ発展途上。残り半年で少しずつ、確実に変えていけたらと思っています。

【中村亜未さん】
写真:中村亜未さんさん
 中村亜未(なかむら・あみ)美濃市職員。2014年3月から青年海外協力隊としてグアテマラに派遣。職種は環境教育。関市出身。31歳。

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