ふるさとへの便り

エルサルバドル

心強い「人々の笑顔」
写真:子どもたちとホームステイ先の母が山登りに連れて行ってくれた時の様子=エルサルバドル

子どもたちとホームステイ先の母が山登りに連れて行ってくれた時の様子=エルサルバドル

 Buenos Dias.(スペイン語でおはようございます)。皆さん、おはようございます。私は青年海外協力隊員として中央アメリカのエルサルバドルにある小中学校で子どもたちにスポーツを通した情操教育を行っています。もう岐阜市を離れて1年4カ月がたとうとしています。エルサルバドルでの生活に慣れてきたところではありますが、故郷岐阜が恋しくもあります。

 そんなエルサルバドルのいいところは、何と言っても「人」です。私が困っている顔をしていれば、すぐに声を掛け、助けてくれます。熱が出てしまったときは、配属先の何人もの同僚たちが病院まで駆けつけてくれました。

 また、途上国にトラブルはつきもの。バスに乗っていればバスが故障してしまい、動かなくなったことも。しかし、エルサルバドル人はそんなトラブルも笑顔で臨機応変に対応し、無事目的地まで送り届けてくれました。指導をしている私の生徒たちと全国大会へ行った際、数秒で他校の子どもたちと友達になっていました。

 いつも笑顔で、親しみやすいエルサルバドル人。ボランティアという身でエルサルバドルに派遣されましたが、彼らから私が学ぶものがここにはたくさんあります。

 また、エルサルバドルには手付かずの自然がたくさんあります。岐阜県のように、どこにいても、何をしていても緑あふれる山を見ることができます。配属先から見える、エルサルバドルで一番高い山と任地の近くを流れる大きな川を見ていると金華山と長良川を思い出し、ますます故郷が恋しくなります。

 そしてエルサルバドルのご飯はとてもおいしいです。代表的なものはトウモロコシ粉をねり、チーズなどを間に挟んで焼いたププサです。今では現地の方々に鍛えられ、まん丸のププサを作ることができるようになりました。

 あと8カ月ほどで岐阜に帰ります。第2の故郷であるエルサルバドルを離れると思うとさみしい気持ちはありますが、第一の故郷である岐阜県で、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

【大澤真由さん】
写真:大澤真由さんさん
 大澤真由(おおさわ・まゆ) 陸上自衛官。2014年9月より青年海外協力隊としてエルサルバドルに派遣。職種は青少年活動。岐阜市出身。24歳。

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