ふるさとへの便り

ウガンダ

新たなごみ処理支援
写真:生ごみを堆肥化させ、環境に優しい処理ができるコンポストサイト=ウガンダ

生ごみを堆肥化させ、環境に優しい処理ができるコンポストサイト=ウガンダ

 「ジェバレコ!」(現地の言葉、ガンダ語のあいさつ)。ウガンダで青年海外協力隊として活動している澤井隆彰です。

 皆さんはウガンダという国をご存じでしょうか。日本ではあまりなじみのない国かもしれません。ウガンダは東アフリカの内陸国で、アフリカ最大の湖であるヴィクトリア湖に面し、ナイル川の源流があります。日本人がイメージするアフリカと違って緑が多く、「アフリカの真珠」と呼ばれる美しい国です。赤道直下にもかかわらず、高い標高のおかげで温暖な過ごしやすい気候が1年中続きます。国民性は、のんびりで優しく親切という印象を受けます。

 ウガンダはいくつかの言語地域からなる多民族国家で、私が住んでいるのはガンダ語を話す人々の地域です。ガンダ族の中にも53のクランと呼ばれる集団があります。

 赴任して早々の私に上司は「ニョンビ」というニョニニャンゲクランの名前をくれました。時々ニョニニャンゲの人に出会い、この名を名乗ると、外国人であるにもかかわらず「おお、兄弟!」と迎えてくれます。

 さて、私はムベンデ県ムベンデ市役所の健康課に所属しています。この部署の役割の一つに、市内のごみの処理があります。日本では焼却処理が一般的ですが、ウガンダの多くの地域では埋め立て処理が行われています。このムベンデ市も以前は埋め立て処理を行っていましたが、数年前に日本大使館の草の根・人間の安全保障無償資金協力により、生ごみを堆肥化させる、環境に優しい処理を行うことができるコンポストサイトが建設されました。

 しかし、市役所の職員らにとっては新しい慣れない方法であるためか、試行錯誤しながら運営しています。私は同僚に助言を行い、このコンポストサイトがうまく機能するように活動しています。日本での当たり前が通じない中、めげそうになることもありますが、残り1年間諦めずにチャレンジしていきたいと思います。

【澤井隆彰さん】
写真:澤井隆彰さんさん
 澤井隆彰(さわい・たかあき) 私立校での社会科講師を経て2015年6月から青年海外協力隊としてウガンダへ派遣。市役所健康課で市民の衛生管理に携わる。岐阜市出身。

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