ふるさとへの便り

ウガンダ

稲作奨励、農家に収益
写真:農家のグループが私の活動している場所に来て質問している様子=ウガンダ

農家のグループが私の活動している場所に来て質問している様子=ウガンダ

 現在、東アフリカのウガンダで青年海外協力隊として活動している松田尚泰です。ウガンダは日本でも少しは知られているケニアの西、タンザニアの北西に位置している国で、海に囲まれている日本とは異なる内陸国です。岐阜県も海に面していないので、その点ではウガンダと共通部分があるかもしれません。

 いきなりですが、ウガンダで毎日どのような作物が食べられているかご存じですか?。日本ではコメを主食として食べられる方がほとんどだと思います。もちろんウガンダでもコメは食べられていますが、他の作物に比べ高価であることもあり、私達は普段イモ、料理用バナナ、メイズ、キャッサバなどを食べて生活しています。

 先ほども書いた通り、ウガンダでは多様な作物がある中で、コメの販売、買い取り価格が高いということもあり、いわゆる「換金作物」として扱われ、ウガンダの農家に対して収入向上のために稲作栽培が奨励されています。

 私の活動地域であるマユゲ県では、県内住民の約80%が農業に従事し、生活を営んでいます。私はそこでマユゲ県の生産局に所属しており、コミュニティー開発隊員として住民の問題を調査、把握し、それを改善することを目的とした活動を行っています。

 具体的には、ほとんどの住民が農業から収入を得ているということもあり、農業による収入を向上させるための要因を調査した結果、農作物の収量を増加させること、換金率の良い作物を育てることの二つが挙がりました。収量を増加させることに関しては、栽培段階での収量減少要因を見つけ、その要因を改善できるような技術や情報をワークショップなどを通して共有しています。換金率の良い作物を育てることに関しては、先ほども記載した通り、他の作物に比べ、コメの販売、買取価格が高いということもあり、稲作栽培の普及活動を行っています。

 これらを改善することにより、住民の収入が向上し、その収入により子どもたちの学費を支払うことができ、栄養のある食事を取ることが可能になるのではないかと考え、活動を行っています。

【松田尚泰さん】
写真:松田尚泰さんさん
 松田尚泰(まつだ・なおひろ) 2015年、大学卒業後、青年海外協力隊としてウガンダへ派遣。マユゲ県庁に配属され、住民の生活、所得向上につながる活動を行っている。23歳。

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