ふるさとへの便り

ホンジュラス

食や観光、魅力ある街
写真:トルティージャを作る女性=ホンジュラス

トルティージャを作る女性=ホンジュラス

 こんにちは。青年海外協力隊として中米ホンジュラスで活動してる説田登志彦です。ホンジュラスと聞いて何か思い浮かぶものはありますか?。僕自身、派遣が決まるまでホンジュラスについて何も知りませんでした。インターネットで調べて出てくる言葉には「殺人」「麻薬」「ギャング」などネガティブな言葉が多いですが、世界遺産のコパン遺跡やダイビングで有名なロアタン島など観光にも力を入れており、とても魅力的な国です。

 そんなホンジュラスについて紹介したいと思います。まず、食事ですが主食はトルティージャというトウモロコシの粉を水で練り焼いたものを食べます。日本のみそ汁の味が地方によって違うように、トルティージャも地域によって全く違い、おかずを巻いて食べやすいように生地が薄いものもあれば、厚めで食べ応えがあるもの、使う粉の種類によって黄色や白色、風味の違いなどがあります。

 また、ホンジュラスは赤道に近い国ですが国土の80%が山岳地帯のため標高によって気候もさまざまです。僕が住むエスペランサ市は標高1700メートルに位置するため日中は過ごしやすいですが、朝晩は冷え込み、これからの時期は暖房器具がないため屋内でも防寒着が必需品になってきます。同じ岐阜県出身の隊員が活動するダンリ市へ先日訪問し、パレードでソーラン節を披露したのですが、灼熱(しゃくねつ)の中で法被を着て踊り続けるのはとてもつらかったです。

 最後に、僕たち日本人がホンジュラスのことを知らないように、ホンジュラス人も日本のことを知りません。そのためホンジュラスに来たばかりの頃は町で「チノ(中国人)」とよく呼ばれていました。現在は僕の名前「トシ」と笑顔で呼び掛けてくれる人が多くなりました。僕たち協力隊はホンジュラスの発展を目標としていますが、ホンジュラスに住みホンジュラス人と活動することで国際交流として2国間の親睦を深めることも目標の一つです。活動期間も残り半年を切りましたが、思い残しのないように頑張りたいと思います。

【説田登志彦さん】
写真:説田登志彦さんさん
 説田登志彦(せつだ・としひこ) 介護士として働き、2015年3月から青年海外協力隊としてホンジュラスへ派遣。保健所で感染症対策に関する指導を行う。下呂市出身。29歳。

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