ふるさとへの便り

ガーナ

NGOの広報を支援
写真:同僚とウェブサイトを制作する様子=ガーナ

同僚とウェブサイトを制作する様子=ガーナ

 はじめまして。ガーナ北西部の都市、ワで青年海外協力隊員として活動している大場由貴です。ガーナといえば、チョコレートを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。私も派遣が決まるまではガーナについてはほとんど知識がなく、漠然とチョコレートが有名なのかなと思っていました。実際、チョコレートの原材料であるカカオはガーナの主要産品の一つですが、それ以外にも石油、金などの資源がガーナには豊富にあります。

 アフリカ大陸の西部に位置するガーナは、南部7州と北部3州の計10州からなり、使用される言語も地域によって異なります。私がガーナに来て最も驚いたことの一つに、言語の多様さがあります。ガーナの公用語は英語ですが、その他に100以上の現地語があり、配属先の同僚たちが地方の村に入って活動を行う際は、現地語の通訳の同行が必要になることもあるほどです。

 私の配属先は、地域の貧困削減を目的に1995年に設立されたプロネットノースという現地の非政府組織(NGO)です。管理部門の部署のメンバーとして、主に広報活動の支援を行っています。具体的には、年間の活動の成果をまとめた年次報告書の作成、ウェブサイトの運営、会員制交流サイト(SNS)やニュースレターでの情報発信、団体のドキュメンタリービデオの作成などのお手伝いをしています。

 NGOの活動は、寄付者からの支援によって成り立ちますが、より多くの個人、団体からの援助獲得には、さまざまな媒体を通じたPRが必要です。特に、ウェブサイトやSNSは、世界中の人々にプロネットノースの活動を知ってもらうための重要なツールです。

 活動終了までに、同僚たちに広報活動の重要性について理解をさらに深めてもらい、彼ら自身の手でウェブサイトなどを更新できるようにすることが私の今の目標です。残り8カ月の任期、この目標を達成できるよう、配属先の仲間たちと一緒に頑張ります。

【大場由貴さん】
写真:大場由貴さんさん
 大場由貴(おおば・ゆき) 銀行勤務を経て、2016年9月から青年海外協力隊としてガーナへ派遣。現地NGOでウェブサイトなどを通じた広報活動の支援を行う。安八郡神戸町出身。27歳。

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