岐阜新聞社は、2012年の県内10大ニュースを選んだ。トップは、県民に大きな感動と勇気を与えたぎふ清流国体・ぎふ清流大会の開催。国体では、47年ぶりに天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)を獲得するなど、県選手の活躍が光った。2位は12月16日投開票の衆院選で県内5小選挙区で自民が全議席を獲得。3位は、ソニー子会社のソニーイーエムシーエス美濃加茂サイト(美濃加茂市)が来年3月に閉鎖が決まった問題が入った。

ぎふ清流国体・清流大会 岐阜が天皇杯獲得 1、2、9、10月
写真:ぎふ清流国体・清流大会 岐阜が天皇杯獲得 第67回国民体育大会「ぎふ清流国体」で岐阜は、男女総合で3028.5点を挙げた。女子総合も1460点で、最大の目標である天皇杯と皇后杯の獲得を成し遂げた。また国体に引き続き開かれた第12回全国障害者スポーツ大会「ぎふ清流大会」では、出場都道府県、政令指定都市の中で、最多のメダルを獲得。大きな盛り上がりを見せた。
自民、県内5小選挙区独占 12月
写真:自民、県内5小選挙区独占 29年ぶりの“師走決戦”となった衆院選は、自民党が県内全5小選挙区で議席を獲得、圧勝した。一方、民主党は小選挙区で全員が落選し、県内選出議員は7人からゼロになった。注目された第三極勢力は、日本維新の会が比例東海ブロックでの2議席獲得にとどまった。
ソニー美濃加茂サイト閉鎖 10月
写真:ソニー美濃加茂サイト閉鎖 ソニーの業績不振を受けたリストラ策の一環で、子会社ソニーイーエムシーエスの美濃加茂サイト(美濃加茂市)の閉鎖が決まった。地域の発展を支えた県内最大規模の工場が失われることになり、地元の経済や雇用に与える影響は計り知れず、衝撃が走った。
両陛下、ことし2回来県 9、12月
写真:両陛下、ことし2回来県 天皇、皇后両陛下は9月、ぎふ清流国体総合開会式に出席するため、2年ぶりに県を訪問され、県内は歓迎ムードに包まれた。なぎなた競技の観戦のほか、福祉施設を訪問した。その際、台風接近で中止となった大垣市への訪問が12月に行われ、「奥の細道むすびの地記念館」では芭蕉の自筆本や肖像画などを鑑賞された。
シャガール展、来場4万人突破 10月
写真:シャガール展、来場4万人突破 岐阜市宇佐の県美術館で開館30年記念、ぎふチャン開局50年記念の特別展「マルク・シャガール―愛をめぐる追想」が開催され、会期中の来場者が4万人を超えた。日本初公開作品を多く含む215点を集めた国内最大級の展覧会で、会場は多くの人でにぎわった。国体への訪問に合わせ天皇、皇后両陛下も来場された。
十六銀行が岐阜銀行を吸収合併 9月
写真:十六銀行が岐阜銀行を吸収合併 十六銀行は完全子会社の岐阜銀行を吸収合併し、預金残高が東海地区トップの約5兆円となった。岐阜銀行の店舗が加わり、岐阜県内は102店舗、愛知県内で50店舗など、全体で155店舗に拡大した。
全国花火大会2年ぶり開催 8月
写真:全国花火大会2年ぶり開催 昨年、東日本大震災で開催が見送られた第67回全国花火大会が、2年ぶりに開催された。震災で亡くなった人への鎮魂と、被災者とともに復興へ向けて歩んでいく決意を込めた約3万発の大輪が夜空を彩り、多くの観客を魅了した。
大垣共立銀行、生体認証ATM稼働 9月
写真:大垣共立銀行、生体認証ATM稼働 手のひらの静脈をかざすだけで預金が引き出せる生体認証ATMが、羽島支店などで稼働した。キャッシュカード、通帳が不要の生体認証ATMを導入するのは国内で初めて。今後、順次導入する店舗を拡大し、利用者のニーズに応える。
瑞浪強殺、男を逮捕 6月
写真:瑞浪強殺、男を逮捕 瑞浪市山田町の幼稚園教諭松井洋子さんが殺害され、同市役所のATMから預金が引き出された強盗殺人容疑事件で、知人の同市稲津町小里、建築士安藤克巳容疑者が死体遺棄容疑で逮捕された。
10FC岐阜、J2残留 11月
写真:FC岐阜、J2残留 FC岐阜は、今季の最終成績が7勝14分け21敗、勝ち点35で全22チーム中21位となり、来季のJ2残留が決まった。今季はクラブの財政難など多くの課題に直面し、運営会社の社長交代という事態に発展。県や県内企業、サポーターらの支援を受け、来季の巻き返しに期待がかかる。
番外編
▽東海環状自動車道西回りの大垣西インターチェンジ―養老ジャンクション間開通(9月)
▽柳ケ瀬商店街非公式キャラクター「やなな」が来年3月の引退を発表(7月)
▽リコール後の中津川市長選で、青山節児氏が初当選(1月)
▽大手通販会社「アマゾンジャパン」が物流センター開設で多治見に進出(3月)
▽古屋圭司氏(衆院岐阜5区)が初入閣、野田聖子氏(同1区)が自民党総務会長就任(12月)