写真:よしもとクリエイティブ・エージェンシー副社長 泉正隆さん

「誘客には持続的な話題づくりが必要」と語る泉正隆副社長=岐阜市長良福光、岐阜都ホテル

 岐阜新聞・岐阜放送懇談会の7月合同例会が24日、岐阜市長良福光の岐阜都ホテルで開かれた。吉本興業所属タレントのマネジメント会社「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」の泉正隆副社長が「笑いの力で地域活性化」と題して講演、「一般人へのPRはマスコミをあっと驚かせる企画をいかにたて続けに打ち出していくかが問われる」と語り、芸人が話題づくりに一役買えると強調した。

 泉氏は、吉本が2年前に始めた各都道府県に芸人を居住させる取り組みを紹介。「地域活性化は若者、よそ者、変わり者の力添えで成功するとされ、芸人が担い手となり地域を元気にできる」と説明、特産品のPRやイベントの盛り上げで実績を挙げているとした。

 一例として愛知県犬山市に移住したお笑いコンビが人力車を引いて観光案内したりした結果、犬山城の年間入場者が19年ぶりに40万人を超えたことを説明。メンバーの卒業や脱退で話題をつくる「モーニング娘。」を例に、「一度成功してもまた取材に来てもらえるよう手を替え品を替え、地域の人と知恵を絞っていくことが必要だ」とした。

 このほか、落語の祖安楽庵策伝 の出生地であることにちなんで、岐阜市が 落語家桂文枝さんを招いて全日本学生落語選手権を続けていることを評価。「策伝の命日に落語横丁や落語祭りといった広がりのあるイベントを試みては」と提案した。

 例会には県内に居住する吉本所属のお笑い芸人三ツ星ジョージさんと漫才コンビ「ステレオ太陽族」も登場、地域PRの実績や住民との触れ合いをユーモアたっぷりに語った。