リオデジャネイロオリンピック
岐阜の師匠≠ノ恩返しを 小長谷が意気込む
2016年 8月 8日
写真:岐阜の師匠≠ノ恩返しを 小長谷が意気込む

競泳男子400bリレーのメンバー。小長谷研二選手(右から2人目)は糸井統コーチへの感謝の思いを胸に挑む=4月、東京・味の素ナショナルトレーニングセンター

 29歳の苦労人が憧れの五輪の大舞台に立つ。7日(日本時間8日未明)の競泳男子400メートルリレー予選に臨む小長谷研二選手=岐阜西SC=。岐阜が生んだ元オリンピアン糸井統コーチ(45)=県水泳連盟競泳委員長=と、二人三脚で歩んできた6年間。「とても大きな存在」と慕うコーチから伝授された技術やメンタルを全て出し切る。

 小長谷選手が「競泳人生の転換点だった」と言う糸井コーチとの出会いは、ぎふ清流国体の2年前の2010年。「岐阜で国体があるので、来てくれないかと誘われた。熱い人という印象だった」と振り返る。

 マンツーマン指導に当たってきた糸井コーチは小長谷選手のちょっとした心の変化も見逃さない。12年にはロンドン五輪の出場を逃し、失意の底にいた小長谷選手に救いの手を差し伸べた。小長谷選手は「自信を無くし、(競泳を)やめようかどうか悩んでいた時も『大丈夫だよ、お前は』とずっと励ましてくれた」と感謝する。

 所属先の変更時も、企業を代わりに探してくれた。「コーチでもあり、岐阜の家族のような存在」と感じている。

 リオ五輪では、外国勢の壁は高い。小長谷選手ら4選手の合計持ちタイム3分14秒76は、出場16カ国中10番目。「糸井さんに良い結果を報告したい」。“岐阜の恩師”への思いは強い。

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