リオデジャネイロオリンピック
さくらJ、夢散る 五輪ホッケー 1次リーグ敗退
2016年 8月15日
写真:さくらJ、夢散る 五輪ホッケー 1次リーグ敗退

日本×オーストラリア=第2クオーター、先制点を奪われた日本(右側)(共同)

 【リオデジャネイロ=本社・富樫一平】リオのコートに、“さくら”は満開とならなかった。ホッケー女子日本代表「さくらジャパン」(世界ランク10位)は、1次リーグ最終戦の豪州(同3位)戦も敗れ、白星なしの1分け4敗でリオを去ることになった。永井祐司監督は「(8チームによる)決勝トーナメントには進みたかった」と悔しさをあらわにした。

 ゲーム前に他チームの結果で1次リーグ敗退は決まっていたが、「最後までこのチームでつくり上げてきたホッケーを粘り強くやる」。主将のMF中川未由希(ソニーHC)の覚悟の通り、攻め込んだ。第1クオーター5分、MF永井葉月(同)からのスルーパスがゴール前のFW三橋亜記(コカ・コーラウエスト)につながり、相手GKと1対1となったが、シュートが打てず。同9分は最初のPCで、2人連続フェイクからDF錦織えみ(同)が力強いシュートを放ったが、相手GKにセーブされた。

 体格、スピード、パワー、全ての面で相手が上。次第に攻め込まれる時間が増えていった。たとえボールをカットしても、攻守の切り替えがスムーズにいかず。カウンターに持ち込もうにも、前線に枚数が足りない−という悪循環。第2クオーター2分、永井葉がグリーンカードで一時退場の隙を豪州につかれた。数的有利を生かしたボールカットからのショートカウンターで先制されると、終始優位に進められた。

 アテネ以来、4大会連続で五輪に出場してきたさくらジャパン。今大会から9〜12位の順位決定戦がないため、記録上「1次リーグ敗退」としか残らない屈辱を味わった。21歳の永井葉は「結果を残せると信じていたが、何かが足りなかった」と涙を浮かべながら、短い言葉に悔しさを込めた。4年後の東京でリベンジを誓いながら−。

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