写真:「コリア・レポート」編集長 辺真一氏

北朝鮮情勢について「かなり深刻な状況」と語る辺真一氏=東京・銀座、コートヤード・マリオット銀座東武ホテル

◆テーマ「今後における日本の朝鮮、韓国との関わり方」

 岐阜新聞・岐阜放送在京岐阜県人懇談会の第101回例会が22日、東京都内のホテルで開かれた。「コリア・レポート」編集長の辺真一(ピョンジンイル)氏が「今後における日本の朝鮮、韓国との関わり方」と題して主に北朝鮮情勢について解説。核実験や弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮情勢について「極めて深刻な状況にある」と指摘し、危機感を持って注視していく必要があるとした。

 辺氏は朝鮮新報社の記者を経て1982年に朝鮮半島問題の専門誌コリア・レポートを創刊。北朝鮮情勢などを精力的に取材し、テレビなどでも活動している。

 辺氏は、現在北朝鮮情勢は緊迫感を増していると指摘。

 核開発をめぐって深刻な危機が起きた1994年、核実験が行われた2013年に続き、「いま3度目にして最も深刻な状況だ」と語り、日米韓などを念頭に軍事的衝突の可能性も示唆した。

 北朝鮮の核実験や相次ぐ弾道ミサイル発射で国連安全保障理事会は制裁を強めているが、辺氏は「北朝鮮は貧しい国というのが大勢の認識だが、ミサイル分野の技術力は突出している」と語り、さらなる危機感を持った対応が必要だと訴えた。