岐阜新聞Web NIE〜教育に新聞を 教育に新聞を活用するNIE。新聞を教材の一つとすることで、子どもたちの関心は高まり、理解も深まります。学校でも実践の輪が広がり、岐阜新聞では毎週月曜日朝刊に「NIEのページ」を設けています。

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<最近の紙面から>

宇宙の謎「反物質消滅」に迫る/本社でサイエンスカフェ

早戸・東大准教授、Sカミオカンデの実験解説

今週の紙面からの写真
 宇宙誕生で、「粒子」と、電気的な符号などが逆だがほとんど同じ性質の「反粒子」が同量生まれたと考えられている。しかし、現在の宇宙には反粒子で作られる反物質がほとんどない。この謎を解くため、飛騨市神岡町の東京大宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設は、検出器「スーパーカミオカンデ(SK)」で「ニュートリノ」を使った実験を行い、成果を上げている。このほど岐阜新聞社で開かれたサイエンスカフェでは、同施設の早戸良成准教授が「加速器ニュートリノから宇宙の謎に迫る」と題して、実験の仕組みや成果について解説した。参加者は高校生を中心に年代が幅広く、中には小学校4年生も。早戸准教授は「実験物理の研究で多く使うのは、高校で学ぶ数学です。他に海外の研究者と一緒に研究するので、英語とコミュニケーション力も大事。皆さんはぜひ多くの事に興味を持ち、遊び心を大切にしてほしい」と激励。若い世代に期待を寄せていた。講演の要旨を紹介する。