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子どもの広場

科学の不思議、親子体感 /山県市大桑小でサイエンスフェス

人工皮膚や炭酸ジュース作り

身近な素材活用、広がる興味
2010年 3月 8日

 山県市大桑の大桑小学校で、食品など身近にある素材を使った科学実験を親子で体験するふれあい参観「サイエンスフェスティバル」が開かれた。かたくり粉を原料に人が乗っても沈まないカタクリーム体験など、親子で科学の世界の不思議を体感した。

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身近な素材や材料を使って科学実験をしたサイエンスフェスティバル=山県市大桑、大桑小学校
身近な素材や材料を使って科学実験をしたサイエンスフェスティバル=山県市大桑、大桑小学校
 サイエンスフェスは、身近にある素材を活用したクラフトや風船、かたくり粉などを使った実験、先端科学技術を応用した実験など科学の世界を体験することで、理科への関心を高めようと開催した。
 NPO法人サイエンスものづくり塾エジソンの会メンバーによる全体実験「科学マジックの不思議な世界・サイエンスショー」で開始。エジソンの会メンバー二人が、静電気でビニールひもを空中に浮かす電気くらげやミカン油で風船を割る実験など、不思議な科学マジックを披露。2年の土田れいなさんは「科学マジックはどれも不思議なことばかり」、6年の大野悠太さんは「初めて見る実験ばかりで驚きがたくさんあった。理科の授業に興味を持って取り組んでいきたい」と驚いた様子。5年の阿佐響さんは「エジソンの会の人が作った魔法の水の正体を知りたい」と科学に興味を抱いたようだ。

科学の不思議に目を輝かせて見入る児童ら=同
科学の不思議に目を輝かせて見入る児童ら=同
 会場内には、地域講師で大桑竹細工名人の佐藤金一さんの指導による竹とんぼ作りをはじめ、キトサン溶液と中性洗剤で人工皮膚作り、炭酸入浴剤の実験、ビー玉を使った万華鏡製作、クエン酸と炭酸水素ナトリウム(重曹)で炭酸ジュース作り、ペットボトル空気砲作りなど、楽しい実験や不思議を体験する計10ブースが設けられた。73人の児童と約70人の父母、地域住民と山県市にある桜尾小学校の7人の児童らが参加。体験カードを手に各ブースを巡回して実験や物作りを体験した。
 6年の横山恭平さんは「一番すごいなと思ったのは人工皮膚作り。簡単にできてしまったのでびっくりした。いい体験になった」、5年の宇野佑基さんは「人工皮膚はすごいと思った。人の皮膚を作るのはすごく難しいと思っていたけれど、やってみたら簡単にできてしまったので驚いた」と最先端医療科学に興味を持ったようだ。
 5年の大野日向子さんは「楽しかったのは乗っても沈まないカタクリーム。かたくり粉でできていると聞いてびっくりした」、そして、5年の鈴木みなみさんは「来年もサイエンスフェスティバルで楽しくいろんな理科の実験をやりたい」、5年の宇野未璃さんも「とても楽しかった。来年もサイエンスフェスティバルをやりたい」と目を輝かしていた。
 サイエンスフェスは参観に訪れた父母らからも好評で、「親子の触れ合いの場として良いと思う」「キッチンサイエンスが複数あると楽しい」「大変良かった」「よい経験ができたのは良かった」「知識だけではなく実体験ができるこのような機会を多く設けてほしい」と、科学実験を親子で楽しむ様子がうかがえた。(加藤邦男)