新聞で学ぼう
新聞づくり楽しさ学ぶ/岐阜市・長良特別支援学校
「新聞記者になろう」NIE公開授業
「良い」記事や見出しをチェック 記者に“逆取材”も
2010年 2月 1日
岐阜市長良、長良特別支援学校で、新聞を活用したNIE公開授業「新聞記者になろう」が行われ、4年生児童が、小学生向けの新聞を題材にレイアウトや見出しなど新聞づくりの工夫や楽しさを学んだ。
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新聞作りの工夫など学ぶ二人の児童=岐阜市長良、長良特別支援学校
同校は2005年度から3年間、NIE実践校、特別枠校の指定を受け、新聞を教材に活用したNIE(新聞を教育に)活動を展開した。指定校を外れた後も、授業で新聞記事の活用や新聞紙を使ったゲーム、造形作品制作など、積極的に新聞を教育に活用し、成果を上げている。また、さまざまな問題を提起する新聞記事を掲示し、児童、生徒が意見の書き込みなどをするNIE掲示板を廊下に設置している。
4年生児童は飯沼陸矢さんと高橋優来さんの二人。1学期の国語の時間に「新聞記者になろう」の授業で、初めて新聞に触れた二人は、大きな見出しやきれいなカラー写真が付いた記事、四コマ漫画、広告など情報が満載された新聞に興味を持った。授業で情報の伝え方、表現法などを実践的に学ぶ「ふれあいの日新聞」を手作りした。新聞に興味を持った二人の希望で新聞記者を招いた公開授業が実現した。
新聞のレイアウトや見出しなど気付いたことを書く児童=岐阜市長良、長良特別支援学校
二人は小学生向けの新聞を題材に、エコカーやイチロー選手の切手発売、小学生の落語など、「良い」と思う記事や見出し、写真にシールを張ってチェック。高橋さんは「見出しが上手です。今日の問題が載っていて、いいと思います。四コマ漫画が分かりやすい」。飯沼さんは「新聞記事で理科の勉強ができました。野球の記事が載っていました。見出しが大きくて良い」など新聞の工夫された点、良いと思った点を「ふきだしカード」に書いて発表した。お互いの発表の良い点を述べ合った。
授業で二人が一番楽しみにしていたのが取材に訪れた記者へのインタビューコーナー。二人は緊張しながらも「取材をするときメモをたくさん取るのは大変ですか」「何について書くのですか」「どうやって記事を探すのですか」など、授業や新聞を読んで感じた疑問を質問し、記者の答えを真剣にメモしていた。
飯沼さんは「新聞の授業は楽しかった。(質問は)緊張したが分からなかったことがよく分かった。新聞はこんなに楽しい」、高橋さんは「授業は楽しかった。記事や見出しの書き方を質問した。これを参考に4年生新聞作りを頑張りたい」と感想を話していた。
飯沼さんと高橋さんは、新聞記者へのインタビューなど交えた「新聞記者になろう」の授業を踏まえて、運動会やインタビューなどの記事を中心にした新聞を作った。
(加藤邦男)