岐阜新聞Web NIE〜教育に新聞を 教育に新聞を活用するNIE。新聞を教材の一つとすることで、子どもたちの関心は高まり、理解も深まります。学校でも実践の輪が広がり、岐阜新聞では毎週月曜朝刊に「NIEのページ」を設けています。

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新聞で学ぼう

NIEアドバイザー通信

2010年 2月15日

新聞のある風景

言葉の学習、生きた教材

新聞を使って楽しく学習する子どもたち
新聞を使って楽しく学習する子どもたち
 山県市で昨年の夏、教職員のためのNIE研修講座が開かれました。十数人の先生が、新聞を使った実践のいくつかを体験。講師を務めた私の元に、参加した先生からうれしい知らせが届きました。
 「研修の後、担任している1年生の子たちの保護者にNIEのことを話しました。夏休みに新聞を使って平仮名や片仮名の練習もできますよって。すると一人の子のお母さんが、新聞記事に載っている動物や植物、食べ物の写真を切りとって厚ボール紙に張り、平仮名や片仮名を書かせて夏休みの作品を作ったばかりでなく、その後も家庭で新聞を使い、すっかりNIEが定着したみたい」と。
 その先生によると、その子は言葉や文字に特に関心があったわけではなく、先生もお母さんももっと関心を持ってほしいと思っていたのだそうです。それが新聞を使ったことによって、文字に関心を持ち始め、文字を書くことにも一生懸命。新聞記事から平仮名や片仮名を見つけると切り取って、厚ボール紙に張った写真に合う言葉を張り付けることも母子で取り組み、新聞をお母さんのところまで持ってきて早くやろうとせがむこともあったのだとか。時には新聞を読む前に文字が切り取られてしまい、読みそこなったこともあったそうです。
 NIEは新聞を無理に使おうとするものではありません。ニーズに合った使い方をするとき、小学1年生にも有効な学習材になるのでしょう。それを改めて実感するうれしい連絡でした。新聞の向こうに、その子の笑顔が見える気がしました。

(山県市美山中教諭・三原貫司)
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ゆかいに新聞

花切り抜き“マイ図鑑”

誕生花、ストックを宝箱に
誕生花、ストックを宝箱に
 好きなものの話の続きです。わたしの好きなものの、もう一つは花です。花の写真の新聞記事も大好きです。「お正月には黄色の福寿草」「2月には梅の花」「3月は桃の花」。よく知っている花が新聞に載ると、家の近くは咲いているかなと探してみることにしています。新聞では分からないけれど、本物の花を見つけるとよい香りがしたり、つぼみがかわいかったりと新たな発見があります。
 知らない花が新聞に載ることがあります。花のいわれは何かな。花言葉は何かな。どこの国から伝わってきたのかな。誕生日の花は何かな。知らないことが分かります。
 花好きのわたしのために、お母さんが花の新聞記事をずっと切り取ってくれて、何枚もプレゼントしてくれました。ノートに季節ごとに張っていたら、わたしだけの花図鑑が出来上がりました。
 切り取って集めるには、同じ分類のものがいいですね。天気予報の記事をもし1年間集めたなら、お天気博士になれますよ。家の人と一緒に料理の記事を集めたら、お休みの日に一緒に料理が作れそう。好きなスポーツ選手の記事もすてきですよね。一冊のノートに張り付けてもいいし、画用紙に張ったものを後でまとめてもいいですよ。家族がそれぞれのテーマで集めることになったら、さらにいいですね。
 土・日曜日のお休みは、新聞コレクションをする時間をぜひ持ってみてください。わたしは絵本の新聞記事を今度は集めてみます。さあ一緒に博士をめざしましょう。

(山県市富波小教諭・原田結花)