大雨で氾濫した水門川=大垣市八島町

 暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、岐阜県内は4日、各地で雷を伴った激しい雨が降り、大垣市赤坂東地区の692世帯2122人に一時避難指示が出た。雨の影響による人的被害は確認されていない。

 岐阜地方気象台によると、3日午後6時からの24時間雨量は、揖斐郡揖斐川町125ミリ、大野郡白川村67ミリ、郡上市長滝57・5ミリ、白川村御母衣56ミリ、下呂市宮地53・5ミリを観測した。

 

 県によると、大垣市八島町では水門川の水があふれ、道路の冠水や農地の浸水が発生。高山市荘川町六厩、揖斐郡池田町片山のそれぞれ一部計560戸で停電があったほか、同町の空き家1棟が倒壊した。

 JR東海によると、落雷の影響で信号機の停止表示が続いたり落石警報装置が作動したため、東海道線の岐阜-大垣間、高山線の岐阜-蘇原間と坂上-打保間の各上下線で一時運転を見合わせた。

 5日も引き続き大雨が降る見込み。予想される同日午後6時までの24時間雨量は、多い所で美濃、飛騨地方ともに150ミリ。1時間雨量は、多い所で両地方とも40ミリとなっている。同気象台は、土砂災害や河川の増水などに警戒を呼びかけている。