10選を果たし、笑顔で支持者の記念写真に応じる野田聖子さん=31日午後8時29分、岐阜市神田町

 第49回衆院選は31日投票、即日開票され、岐阜県内五つの小選挙区でいずれも自民が議席を獲得した。自民の小選挙区議席の独占は2012、14、17年に続いて4回連続。野党は、いずれも選挙区で敗れ、比例復活もできなかった。戦後初めて県内の野党国会議員がいなくなった。比例東海で県関係の単独候補者の当選はなかった。県全体の小選挙区投票率は58・10%で、前回17年の56・55%から1・55ポイント上昇したが、過去3番目の低さだった。

 岐阜1区は、自民前職の野田聖子氏が立民の川本慧佑氏ら新人3人を突き放して10選。現職閣僚として全国の応援で本人不在の選挙戦となったが、後援会組織などの強力な後押しを受け、幅広い支持を集めた。川本氏は連合岐阜などの支援を受けたが、票を伸ばせなかった。

 岐阜2区は、政財界を中心に堅い支持基盤を持つ自民前職の棚橋泰文氏が盤石の戦いぶりを見せ、大差で9選を決めた。国民新人の大谷由里子氏は国民が県内で唯一、擁立した候補者だったが、支持が広がらなかった。

 与野党一騎打ちとなった岐阜3区は、安定した戦いで自民前職の武藤容治氏が5選。選挙区内をこまめに回って支持を浸透させた。立民元職の阪口直人氏は前回より知名度を上げ、無党派層への浸透を目指したが、広がりを欠いた。

 岐阜4区は、自民前職の金子俊平氏が接戦を制し、再選を決めた。組織戦を繰り広げ、選挙戦が進むにつれて攻勢を強めた。5選を目指した立民前職の今井雅人氏は敗北した。

 岐阜5区は、自民前職の古屋圭司氏が11選を飾った。序盤の接戦から陣営の引き締めを図り、支持を拡大させた。25歳で挑んだ立民新人の今井瑠々氏は無党派層を取り込んだが、及ばなかった。

 比例東海の県関係の単独候補の木造燿子氏は落選した。

▼1区(選管最終)

当103,805野田 聖子自前⑩

  48,629川本 慧佑立新 

   9,846山越  徹共新 

   3,698土田 正光諸新 

▼2区(選管最終)

当108,755棚橋 泰文自前⑨

  40,179大谷由里子国新 

  16,374三尾 圭司共新 

▼3区(選管最終)

当132,357武藤 容治自前⑤

  93,616阪口 直人立元 

▼4区(選管最終)

当110,844金子 俊平自前②

  91,354今井 雅人立前 

  14,171佐伯 哲也維新 

▼5区(選管最終)

当 82,140古屋 圭司自前⑪

  68,615今井 瑠々立新 

   9,921山田 良司維元 

   8,736小関 祥子共新