やりがい聞いてみました

介護福祉士、理学療法士、ケアマネ、フレイルトレーナーとして活躍 野田直広さん(特別養護老人ホームサンライズ長良・安八町)

-数々の資格をお持ちですね。
 人の役に立つ仕事に就きたいとの思いから、専門学校に入って介護福祉士の資格を取りました。ちょうど卒業するタイミングで当施設ができたので就職しました。その後、働きながら理学療法士とケアマネジャー資格も取りました。現在は安八町の委託を受けて、町フレイルトレーナーもしています。

-理学療法士の資格取得を目指した理由は。
 介護の仕事をする中で、体力が落ちるにつれ気持ちも沈んでいく利用者の姿を見て、歯がゆい気持ちでいました。そして、体力が落ちていくスピードを緩めることはできるとの思いから理学療法士を志すことにしました。とは言え、介護職を辞めたいわけではなかったので、山中美惠子理事長に相談したところ「正職員のまま頑張ってみたら」と言っていただけ、夜間大学に入学しました。

 仕事と大学の両立はとても厳しいもので、平日は午前7時から8時間働いた後、名古屋の大学へ向かい、講義を受けるという日々。夜勤は土日祝日に入っていました。そして30歳の時に取得をすることができました。背中を押して応援してくれた山中理事長には今でも感謝していて、第二の母として慕っています。

-町フレイルトレーナーとしての活動は。
 高齢者の場合、モチベーションの向上などによって気持ちが元気になれば、おのずと身体機能向上につながっていくと考えています。そして、まずは要介護になる前の段階でキープしてもらうことが大切との思いから、地域に向けた活動をしたいと考えるようになりました。

 そんなとき、安八町から当施設に、町内の高齢者に向けて健康増進のPRができないかという話があり、私が町唯一のフレイルトレーナーとして出前講座等をさせていただくことになりました。地域の方の健康寿命を延ばすお手伝いができてとても充実しています。

-職場の良いところは。
 働きながら学べる環境が整っています。隣にクリニックが併設されているのも大きいです。私が働きながら理学療法士やケアマネジャー資格を取ったことは職場の皆が知っていて、同じ道を検討する後輩も出てきています。ぜひ後に続いてほしいですね。

 また、天然温泉があるのも自慢です。利用者用とは別に、職員と地域に向けた浴場もあります。コロナの影響で現在は地域の方の利用はお断りしているのですが、職員は週末に入ることができます。「介護業界の"レジェンド"としてサンライズと地域を盛り上げたい」という夢の実現に向けて、英気を養うには最高の場所ですね。