-昨年を振り返って。

 これまでは、優秀な社員を育てることが会社の成長に直結するという考えでしたが、コロナ禍で、顧客なくして企業は存在できないと痛感したことから、経営理念を「顧客中心主義」に転換しました。昨年、これを実践する中で気づいたのは、顧客は担当者個人を支持してくれているということです。関係を構築する中で成長した姿を見て、また依頼してくれる。だからこそ社員には、会社で長く働いてもらうことが大切だと改めて実感しました。

 現在、海外留学などに活用できる最大1年の休職制度の新設を計画中です。ここ最近の新卒社員の中には、コロナの影響で一度も海外に触れていない者もいます。当制度を利用して、海外へ飛び出し、新しい価値観を会社に持ち帰ってほしいと思っています。

 -新たに始めた事業について。

 中古住宅を買い取り、リフォームをして再販する事業を本格的にスタートしました。今年は当事業を倍増させるのが目標です。既存のものを再活用するという点で、SDGs達成にもつながります。当社も社会的な責任として、今年4月に「SDGs行動宣言」を発表し、行動していきます。

 -採用活動に力を入れていますね。

 マッチング率向上のため、業務内容や福利厚生などの情報を与えるだけでない採用活動を展開したいと思い、方法を一から見直している最中です。私自ら学生のもとへ足を運び、会って話をしています。今後は会社に学生を呼び、職場見学やワークショップなども行う予定です。

 -今後の抱負を教えてください。

 当社のビジョンは「1000年企業の創造」。それは具体的な時間ではなく、私たちと顧客の間に生まれる永続的な関係を意味しています。目の前のお客さまに満足いただくことに加え、社会に認められる一流の企業になるため、成長し続けていきます。