-2021年は、東京証券取引所のマザーズと名古屋証券取引所のセントレックスに上場しました。

 従来の社員やお客さまに加え、株主の皆さまのことも大切に考え、経営を進めることになりました。上場したことで、事業承継にお困りの地域企業さまとの資本提携のお話が増え、当社の使命である、地域経済の活性化に貢献していく思いを強くしています。

 -昨年6月の上場後も、M&Aを進めています。

 北海道の建設コンサルタント会社と新潟県の建設会社をグループ化、愛知県のデイサービス事業所を事業譲受しました。どの会社も各地域で根付き、長く貢献されている企業です。

 -グループ内企業の統一感を醸成する取り組みはありますか。

 週1回、グループ各社の役員、幹部社員を対象にした勉強会を開いています。この勉強会は、グループのミッション・バリュー・ビジョンを直接伝える機会にもなっており「会社を良くする勇気を持って下さい」と訴えています。グループ各社、グループ全体の成長を推進する基盤となっています。

 -グループ化によるスケールメリットをどのように生かしていますか。

 採用経験が豊富な担当者を中心としたプロジェクトを始めました。月1回、グループ内の働き手の確保状況を把握する会議も開いており、人手不足への対応を進めています。また各企業のDXを推進するため、専門人材を配置し、サポートしています。

 -今年の意気込みを。

 昨年出版した著書でも触れていますが、地域経済の活性化のためには、地域に数多くある中小企業の意識を変えるしかありません。その思いを共有できる仲間の輪を広げるため、M&Aによるグループの拡大を続けていきます。