-昨年の振り返りを。

 一昨年から続くコロナ禍によって、一時、病院への受診停滞が続いていましたが、企業健診などは徐々に通常の受診率へと戻りつつあります。一方で、感染症予防や日頃の健康管理が重視されるようになり、病気の予防に向けて健診を受ける人や体調を崩した際に早期に受診する人が増加しているように思います。当院の理念である「予防医療」が加速したと感じています。

 -予防医療について。

 当院は、民間医療機関としては県内で初めて人間ドック部門を設け、それ以来、健診による疾病の早期発見・早期治療とともに、病気にならない体づくりや、薬を極力使わず医療費負担を軽減した治療を進めてきました。さらに、女性にも気軽に健診を受けてもらえるよう、女性スタッフ中心の女性専用ドックフロアを設け、好評をいただいています。そのほか、体幹トレーニングやリハビリなどを行う「MISAOフィクササイズセンター」を開設し、継続的な運動療法の重要性を伝えています。

 -地域貢献の取り組みは。

 未来に向けて、安心して子どもを育てられる地域づくりを目指し、2020年に病児・病後児保育園「パンダのしっぽ」と小児科、婦人科診療も併設し、働くお母さんを少しでも助けられる施設でありたいと考えています。また増加する外国人労働者に対し、企業と連携して就業時健診や予防接種などを率先して行い、医療をスムーズに受けてもらえる体制を整えています。

 -今年の抱負をお願いします。

 当院は今年、開院から45周年を迎えます。45年間の感謝を込めて、私たちの健康へのノウハウを地域の皆さまに還元していきたいと考えています。健康づくりの重要性を知っていただくためにも、健康関連のイベントには積極的に参加するなど、広報活動にも努めてまいる所存です。